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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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アナルヴァージン喪失 (2) / 設定小ネタ:ゆきの浮気まとめ-2

 コートの前を開き胸に目をやると、魅惑的なその膨らみの先端には、はっきりと突起が見えた。ブラジャーとも言えないブラジャーのせいで、ゆきの乳房はいつもより少しだらしなく垂れていて、なんとも言えずエロチックである。指でつつくといとも簡単に揺れる乳房。ニットに包まれたその膨らみを手のひらで包むと自由に形を変え、まるで何もつけていないかのようである。
「ぁあ、だめ……」
 キャミソールは着ているのだろうが、ゆきの突き出た乳首は簡単につまむことができた。優しくこりこり刺激すると、妻は微かに息を粗くして応えてくれた。

 回れ右をさせる。
 妻の尻はショーツに包まれておらず、ぷるんと揺れる尻が顕になっている。一見何も穿いてないようにすら見える。しゃがんで尻たぶを左右にぐいと開くと、ほとんど紐状のTバックが尻肉に挟まれ埋まっていた。肛門もあまり隠せておらず可憐な皺が幾筋も見える。今はこんなにきゅっと窄まったこの穴に、もうじき私ではない男のペニスが突き刺さるのだ。
 たまらず鼻を押し付け匂いを嗅ぐ。「ぁあ、だめ……」。紐は肛門から会陰を通り、生い茂った陰毛と絡みあいながら、大陰唇のぷっくりした膨らみに少し食い込んでいる。

「やぁん! やめて……」
「Fさんには喜んでさせるくせに……」
 肛門のところの紐をつまんでひっぱると、ただでさえ細い布地は妻の花びらの中心を真っ二つに押し割って、より深く食い込んだ。
「あぁん、もう……」
 しばらく、くいくいと紐を引っ張ったり緩めたりして遊んでいたが「時間に間に合わなくなっちゃう」と言われ、つかの間の夫婦の時間は終了となった。

「いっぱい楽しんでおいで」
「なんか、そうやって言われると恥ずかしいね……」
「Fさんにたっぷり可愛がられるんだろうな」
「うん。ごめんね、これからFくんにたっぷり愛されてきます」
「無理にとは言わないけど、ときどき何してるかメッセージで報告してくれたら嬉しいな。想像して楽しむから」
「わかった。できるだけ送るようにするね」
「写真でも動画でもいいよ」
「撮るわけ無いでしょ」
「Fさんも撮らないの?」
「撮りません」
「だよね。残念なような安心したような……」
「もう、変態!」
「ははは。じゃあほんとに。気をつけて」
「うん。ありがとう。夕飯前には帰ってくるつもり」
「そんな。もっとのんびりしてきなよ」
「ふふふ。ありがと。でも向こうも家庭があるし、帰ったらパパともしたい」
「そっか、楽しみだな」
「じゃあね。行ってきます」
「行ってらっしゃい。気をつけて」

  *

 そう言って出かけた妻はしかし、この日、帰ってくることはなかった。

 私は自宅で一人、妻が他の男とデートする音声を聞いて過ごした。
 愛する女のアナルヴァージンが、私以外の男によって無残に散っていくその一部始終を聞かされた。心から愛し合う女性の肛門に、他人の男性器が深々と挿入され、一日中そして一晩中何度も犯され、大量の精液が注ぎ込まれていくのを、私はなすすべなく聞いているほかなかった。

 イヤホンの向こう側から、ゆきが自らの肛門へペニスの挿入を求める声を何度も聞いた。

 自宅の大画面テレビに、優しく微笑むゆきの写真を映し出した。恋人当時の「ゆきちゃん」のはにかんだ笑顔、人妻の色気をまといしっとり微笑むゆき、どの写真も屈託のない笑顔を私に向けてくれている。自分の無修正アナルヴァージン喪失動画が全世界に向け大公開されるともしらず、不倫相手と時を忘れてアナルセックスに興じ、肛門性交をおねだりする愚かな女。

 妻の、反吐が出るほど媚びた甘え声を一人寂しく聞きながら、私は文字通り精根尽き果てるまで自慰に耽った――。

  *

 Fによるゆきのアナル調教はじっくり進められた。

 デートの待ち合わせ場所近くの公衆便所。
 ゆきが、スカートを捲り上げるよう命じられている。
 周囲は静かで二人の息遣いまでクリアに聞こえてくる。

「うれしいよゆき、それ、穿いてきてくれたんだね」
 恥ずかしくてうつむいているのか、「顔を上げて」と言われキスの音。

「ゆき、何これは?」
「ぁあん……」
「おっぱいの先っぽが尖ってる」
「だって……いじわる……」
「すごいつんて浮き出てて可愛い……」
「ぁああ……はぁん……」

 都会の密室で、私の妻があの恥ずかしく浮き出た乳首を刺激され、性的快楽を与えられている。されるがままにFの行為を受け入れ、やがて手淫で気持ちよくされ、しかし高まりを迎える前に終わってしまう。

「……あ……っ」

 物足りなさそうな声を出すゆき。今度はジュルジュルとクンニが始まった様子。みっともなくはみ出した陰毛をなじられ舐められ、虐められている。Fの言葉責めでゆきはほとんど泣きそうになりながら喘ぎ、しかしやはり最後までは到達させてもらえない。


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