ハプバー3-2
出張から家に戻ると、19時を過ぎていた。
久しぶりに外で飲もうと、妻にも伝えており、胸の谷間が見えるVネックのセーターと膝丈のスカートを着て待っていた。
タクシーで15分程走り、ライオンがモチーフのマンションの近くにそのビルはあった。
1階にあるショットバーに入った。
黒のバーテンダー服でスキンヘッドの男性と赤のバーテンダー服の女性が、カウンターの中で迎えてくれた。
俺:
「ネットで見つけて、来てみたんです。素敵なお店ですね。」
マスター:
「ありがとうございます。初めまして、これからも、どうぞ御贔屓に…」
妻にも軽く会釈をしていた
女性スタッフがオーダーを聞いてきたので、私はビール、妻はハイボールを注文した。
妻:
「いつの間にこんな素敵な店、見つけたの?」
俺:
「ちょっとした掲示板…」
妻:
「ふ〜ん…」
耳元で…(エッチなやつかと思っちゃった…フフ)
まだ、カラダが疼いているはずなので、刺激をあげようと、この店にきたのを妻は知らない。
私は、バーテンダーに聞いてみた
俺:
「こちらから別棟に行けるんですか?」
バーテンダー:
「どちら様の紹介ですか?」
俺:
「AFGの今井さんです。ゴンで仮登録させて貰いました」
バーテンダー:
「お待ちください。ゴン様ですね、…ございますね。こちらで本登録いたします。」
カウンター端の方にノートPCが置いてあり、そこへ移動した。
バーテンダー:
「ご同伴のお客様に、お話は…」
俺:
「していません。でも、大丈夫ですよ、経験済みですから。」
バーテンダー:
「承知しました」
申込みを記入し本人確認等をして、登録完了が済み、妻の所へ戻った。