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Queen Celes
【二次創作 官能小説】

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Farewel l-3

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「お集まりの貴族諸賢、そして内外から参集してくれた来賓の方々!!

本日は我々夫婦にとって記念すべき日にお集まりいただき、国王として感激しています。

この場を借りて厚く御礼申し上げる!!」



壇上の中央に据えられた演壇に立ち、眼下に自分を見上げてくる人々に対してエドガーはいつもの冷静な口調とはうってかわって、
熱い口調で第一声を放つ。


セリスは夫の立つ演壇からやや右後方に据えられた肘掛け椅子に腰を下ろし、
演説する夫の背中と彼の言葉に聞き入る人々の表情を視界に収めながら、
夫の熱弁に耳を傾けていた。

エドガーの演説の後、
セリスも王妃として感謝の言葉を述べることになっている。

勿論エドガーの語り口のように熱い口調ではなく、王妃という立場に見あうよう控え目かつ穏やかに話そうとは考えている。





(それにしても・・・・)



セリスはふと自分がたどってきた人生の歩みについて思いを巡らせた。


ガストラ帝国の若き女将軍、いや魔導兵器として世界中に多くの爪痕を残し、

やがて帝国のやり方に疑念を持ったことから囚われの身に。


そしてロックや未来の夫エドガー達に助け出されてからは一転して世界を救う戦いに身を投じ、


かつての恋人の面影を追うロックやエドガーそしてセッツァーの葛藤の当事者になりながら、



宿敵ケフカを倒した後、エドガーの求婚を受け入れフィガロ王国の王妃となり現在に至っている―――――――――








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