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Queen Celes
【二次創作 官能小説】

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Farewel l-25



「しかし王妃様自ら単騎でお越しになるとは・・・・・もしかして私が自ら命を断つとでも思われたんですか?」



視線をセリスに戻した教授と向かい合うと、今度はセリスが緊張してしまう番だった。


「そのことも少し考えました・・・・でもお探ししながら、それは無いなということに思い至りました。

・・・・・クリステール様に対する想いを考えた結果です、結局は私の勘なんですが」



「・・・・正直なところ、城を密かに発ったのは、新たな人生を歩もうと思っていたからです。

これまでクリステール様への想いからか、他の如何なる女性に対して心が激しく動くことはなかった。
だがセリス様、貴女に出逢った時、それが変わったのです。



浴場で貴女と唇を交わし肌を合わせてしまった時から・・・・・・。

無論許されない想いだった。

また私はかつて歩んだ道を再び歩んでしまうかもしれない、と・・・・・。

一方で以前よりはクリステール様に対する想いが小さくなったような気がします。」



ここで教授は言葉を切り、ひと呼吸する。



「そして私の中にセリス様への・・・思慕が生まれ、今も私の中に息ついでいる。そう、浴場での束の間の時間とともに・・・。


一方でそれに耐えられない自分もいたんです。あの時は確かに、自分の中に・・・・だから無断で1人で城を」



教授の静かな口調からの“告白”に、
セリスは思わず頬を赤く染め、恥じらいと共に目を背けた。

違和感無くとも面と向かった状態からの告白はセリスならずとも恥ずかしさを覚えてしまう。




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