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密かな楽しみ
【若奥さん 官能小説】

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平日のスーパー-2

「女の悦び」
美香にとってそれは、初めての経験であった。
高波の様な快感が一気に押し寄せ、波が引いていく様に頭の中を空っぽにしていった。
そして心地好い気だるさとヒクヒクと止まる事を知らない痙攣が美香を襲ったのだ。
美香は今、初めて自分が女の悦びを知り、これが自分の求めていた刺激だと気づいてしまった。


「夫にはしないこと」
美香は潤んだ瞳で男を見上げながら、そっと男の股間に手を伸ばしねだる様に上下に擦りだす次第に硬さは増し膨らむ股間。
勇気を出してファスナーに手を掛けると一気にそれを引き下ろし、膨らみを取り出そうと手を差し入れた。
暖かく力強い弾力、小さな手で大事に包み込む様に握るとそのまま外へ出しゆっくりと上下に動かしはじめた、硬さが更に増す
美香は一瞬ウインドゥの外に目をやると一気に股間に顔を埋め硬さの増す膨らみを
薄いピンクの唇の奥へ導き丁寧に舌で形を確認した。
(男を舌で感じるのは何年ぶりのことだろう)そんな事を考えながらゆっくり頭を上下にゆらしはじめる美香だった


「広がる香りと感覚」
リズム良く上下に頭が動き舌先は絶妙なタイミグで男の膨らみに絡みついた。
美香自身は意識している訳では無いが舌使いが絶妙で絶頂に導く事が上手い女なのだ。
男が徐々に絶頂に向かい進んでいる事を感じると美香も興奮し更に舌を丁寧に
いやらしく絡めた。

一瞬・頭を押さえつけられ動きを止められる次の瞬間には、美香の口の中になんとも言えない感覚と香りが広がった。
美香は男が自分の中で果てた悦びと自分が異常なまでに興奮しパンティを濡らしている事に驚きながら、口の中の液体を喉の奥へと一気に流し込みこれから更に激しく興奮する事を想像しながら男を見上げた


「期待外れ」
男は、美香の期待とは裏腹に淡々と話だした
「今日の事であなたが少しでも刺激を受けて女を感じてくれたのであれば
私の役目はこれで終りです」
「ただあなたが今後も私から刺激を受けたいと私を求めてくれるのであれば
週に一度はあなたを刺激しましょう」
「この町のどこかで突然に」
「但しその時あなたが下着を着けていたらそれで話は終です。いいですね?」
美香は男の話を聞きながら、今後受けるであろう刺激に興奮し何度もうなずいた。


「密かな楽しみ」
走り去る車を見送りながら美香は丸めて手にしていたパンティをゴミ箱に投げ込み
いつもより慎重に階段を下りて食料品売り場に向かった

「今日は、美味しいお肉にしょ」
「だってお腹すいたし、精力つけとかないと明日から大変そうだもん(笑)」
(それに・・もぅ新しい下着は必要ないし)

美香にとって今日からココは、密かな楽しみの場所となった
つまらなそうにカートを押す主婦を追い越して
美香は精肉売り場で一番高い肉をカゴに入れるとレジに向かった。



〜完〜



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