アキラ 2-1
妻:
「1回〜エッチしちゃった。ご冥福を…」
マスター:
「そうだった。ご冥福を…」
アキラ:
「カオリちゃんもヤラれちゃったのね、ご冥福を…」
妻:
「ヤラれちゃったのは、最初はココだからね〜。ねっ、マスター〜」
マスターは、ハイボールを妻の前に置きながら、笑っていた。
マスター:
「まあね。カオリちゃんのエロいおっぱいが忘られないよ。
でもさ、亡くなってから言うのも変だけど、まあまあの数いたらしいよ…金を取られたり、家庭崩壊したり…とか。」
アキラ:
「カオリちゃんは大丈夫だった?」
妻:
「私は大丈夫よ。素敵なセックスをしたくらいかな…」
マスター:
「エロかったしなカオリちゃんの悶えてるの。山さんの事だから、あの世でもヤってるよ…きっと。再度、3人で合掌して、話を変えような。合掌〜」
アキラ:
「ん〜気になるなカオリちゃんの悶え方って、どんな事されたの?」
マスター:
「いつものあれだよ!」
アキラ:
「客に見せる立ちバック?」
妻:
「あれって…いつもの事だったの?恥ずかしかったな〜でも、気持ちよかった。」
マスター:
「見られて感じてたよね、カオリちゃん。この店ってさSMショーもするんだよ」
マスターとアキラはSM趣味仲間で、縛りの話の途中だった。
2ヶ月に1度、東京から縄師と呼ばれる縛りのプロが来ていて、緊縛ショーが先週あったらしいのだ。
アキラ:
「先週だったらカオリちゃんも縛ってもらえたのにね〜」
妻:
「山さんにちょっとだけ縛られたよ…たぶん好きかも」
マスター:
「カオリさんのそのカラダがちょうどいいんだよ。胸もそこそこあるし、縄が食い込むのが見る人にとって、最高に興奮するんだよ〜」
アキラ:
「いつも縛ってるのはさ〜これだよ〜」
と言って、コスプレ衣装のクロゼットにあったマネキンを、指差していた。