山里 5-2
美咲:
「いえ…話をしててください…」
妻:
「えっ?」
美咲:
「山里が感じてる時に、彼のぺニスを噛み切ります。」
妻:
「噛み切るって…」
美咲:
「山里を愛してるから…他の人様を不幸にしたくないんです。セックスしてる時は、快感が勝るから流されてしまうんです…山里とセックスした、殆どの女性は後悔してます。あなたも、いずれは後悔するでしょう…そのとき家庭は壊れてますよ。」
妻:
「死ぬ事は無いんですよね。」
美咲:
「わかりません…責任は取ります。山里との楽しい思い出だけ、持っていてくださいね。では…」
妻は、どうしようか悩んでいた。確かに山里とのセックスは今までにないくらいに、感じた。しかし、奥さんからの切実な願いと決断は…どうなんだろう…と思っていた。
山里との会話をしながら、「噛み切って…」と叫んだ妻の心境は未だに分からない。
ニュースにでるはずもなく、2週間程して、ハプバーの掲示板を覗いたら、「Yさんの件」という投稿があった。
Yさんが奥さんにぺニスを噛まれ死亡…、死因は失血死だった…と、書いてあった。