銭湯の女湯にて(2020/06/07)-4
「大丈夫?
洗ってないわよね?」
「えっと・・・・、
少し洗っちゃってる。」
「え?
ダメって言ったでしょ?」
「だって・・・・・・。」
「だって、じゃないの。
洗うのストップして。」
「あ、透明なヌルヌルが出てきた。」
「コラ!
洗うのストップしなさいって言ってるでしょ!」
「でも、もうちょっとだけ。」
「だめだってば!
シンジくんは出すのがとても早いんだから!」
「だって・・・。
あ、出そうだよ。」
「コラ!
だめよ!」
「だって・・・・・・、
・・・・・・・、
・・・・・・・・・・・、
あ。
出そう。
・・・・・・・・、
・・・・・・・・・・、
あぅっ!
あふぅっ!」
「・・・、
・・・・、
・・・・・、
まったく、もうっ・・・。
・・・・・、
・・・どうすんのよ。
そんなに出しちゃって・・・。」
「だって・・・・。」
「・・・・・まあ、いいわ。
しょうがないか・・・。
出しちゃったものは、戻せないし・・・。
さ、お湯をかけて、綺麗に洗うわよ。」
「うん。」
「あら、先から垂れてきてるわ。
まだ残ってるんじゃない?」
「そう?」
「そうよ。
根元から搾って
中に残ってる白いのを全部出して。
そのままじゃ湯船につかれないわ。」
「・・・分かった。
・・・・・・・・・こう?」
「そうそう。
そんな感じよ・・・・。
うん、上手上手。
・・・・・あ、ほら、割れ目から少し出てきてる。
・・・・そうよ。
ゆっくりでいいから。
やさしく搾り出してね。」
「・・・・・うん。
・・・・分かった。」
* * *