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露出女子高生 石原サクミ
【痴漢/痴女 官能小説】

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朔太郎とサクミ-4

「ただいま準備中です。少々お待ちください。」

「ちょっと時間がかかり過ぎじゃないですか?」

「まもなく準備完了です。期待してお待ちください。」

「は〜い。サクミ、ドキドキ、しながら……。
 待って…おり……まする。あ…待ってます。」

「5,4、3、2、1、ジャ〜〜〜ン。」


    実は、サクミはふと考えついて、スマフォで朔太郎と話をしながら、
    ゆっくりと2階へと上がっていったのだった。
    そして、朔太郎の部屋の前まで来ると、
    「は〜い。サクミ、ドキドキ、しながら……。
     待って…おり……まする。あ…待ってます。」
    などと言いながらそっと準備にかかった。
    黒い画面を見ながら、サクミはじっと朔太郎の準備を待つ体を装いながら、
    自分の計画の実行に移ったのだ。

やがて、カウントダウンが始まった。
(わたくしの準備もOKですわ。朔太郎様。)

「5,4、3、2、1、ジャ〜〜〜ン。」
「ジャ〜〜〜ン。」

朔太郎の大きな声にタイミングを合わせ、サクミは朔太郎の部屋のドアを開けた。

サクミのスマフォ画面いっぱいに、黒っぽい棒のようなものが映し出された。

「サクミ。これがオレの本当の姿だ。」

「…………。」


サクミの目の前には、
パソコンの画面に向かって腰を突き出している朔太郎の姿があった。
その足元には、さっきまで履いていたズボンと、脱ぎ捨てられたブリーフがあった。

朔太郎は気配を感じ、後ろを振り返った。
部屋の入り口のドアのところにサクミが立っていた。

「…………………………。」
「…………………………。」

サクミの視線は朔太郎の股間の真ん中にくぎ付けになった。
朔太郎の視線はサクミのツルツルの股間と、胸の膨らみにくぎ付けになった。

「サ、サクミ!!」

「朔太郎、様……。」

「サクミ〜!」

朔太郎は部屋の入口に立っている、本当の姿のサクミに飛びつこうと、
勢いよくジャンプした。

その瞬間、サクミはドアを閉めながら部屋の外へ出た。

〔ドシーン!!〕
「痛って〜。」

「大丈夫ですか?朔太郎様。」

「朔太郎様って。あ、あの、サクミ、ちゃん。ど、どうしたの?」

「まだわたくしたちはファミリーディスタンスです。濃厚接触はいけません。」

「いけませんって……。だって、そういうことなんじゃないの?」

「いえ。そういうことではありません。」

「じゃあ、どういうことなのさ。」

「つまりはこういうことです。」

パソコンから声が聞こえた。
振り返ると、パソコン画面いっぱいにサクミの笑顔が広がっていた。

「朔太郎様。やはり、朔太郎様はわたくしが思っていた通りのお方でございました。」

「わたくしが、って。また、前に戻ってるじゃん。」

「朔太郎様。これで、わたくしの様々な体験と朔太郎様がつながりました。
 あの日、そう、あの初めての写真を撮って頂いたあの時からの記憶も、
 わたくしの単なる思い込みなどではなかった。」

「初めての写真?あの変身少女の写真がなにか?」

「いえ。その写真ではございません。
 わたくし、もっと以前に、朔太郎様に写真を撮って頂いたことがございます。」

「もっと以前?だって、あれは確か中3の文化祭……。」

「ええ。あの、変身少女は、確かに中3の時のものでございます。
 でも、わたくしが朔太郎様に初めて写真を撮って頂いたのは、
 おそらくは3歳の時。」

「さ、さ、三歳?」

「はい。わたくしが朔太郎様のお父様の写真館で撮って頂いた、七五三の写真。
 ご存じですか?」

「あ、はい、知ってる、って言うか、ああ、はい。それ。」

朔太郎は父親から譲り受けたフォルダの中の写真を思い出していた。

「確かに、サクミ、さんの七五三の写真、
 親父の、いや、あの写真館のデータの中にあったけど。
 でも、あれは親父が撮ったんじゃ……。」

「はい。朔太郎様のお父様がセッティングをなさって、何枚か撮って頂いた後、
 わたくしがほっとして気が抜けた時に、
 そこの写真館の男の子が、
 お父さまのすきをついてシャッターを切ったそうでございます。
 カメラのレンズに向かって緊張した笑顔を見せていたわたくしが、
 ホッとして気を抜いた時の、ちょっと間の抜けたような顔。
 正式な写真とは別に、
 【うちのバカ息子がこんな写真を撮りまして。よかったらお持ちください。】
 そう言って手渡してくださった写真、だそうでございます。
 それが朔太郎様が撮ってくださった一番最初の写真。
 新米カメラマンとくたびれモデルの出会いでございました。」

「そ、そう言われれば、そんな、ことが、あったような……。」

「朔太郎様は、そんな悪戯をしょっちゅうしてらっしゃったようですから、
 わたくしを撮ったことは覚えてらっしゃらないかもしれませんが、
 わたくしは、ファインダーを覗いた後、一瞬、わたくしを直接見つめられた目、
 その目が忘れられなくて、その日のことを忘れずにいたのでございます。」

「な、なんか、すごい、話に、なってきたっていうか……。」

「まだございます。さっき、もう一つの記憶の糸がつながりました。」

「もう一つの記憶の糸?」

「はい。先程朔太郎様の……その、あの、ご自身の、本当の、生の、その、
 姿と言うか、御尊顔と申しましょうか、つまりその、あの、ペニ、スを……。」

「オレの、生の姿?うっ、さっきの、あ、あの、ごめん、あれは、その、」

「いえ。わたくし、あの御尊顔を、真下から見たことがございました。」

「真下から?」


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