美代ちゃん(1998年頃のいつか)-6
「精子って、あの受精するヤツ?」
「そう。」
「精子はチンチンをこすると出てくるの?」
「・・・・・最初っから言うね。
エッチな写真とか見ると、
健太のおちんちんは大きくなるんでしょ?」
「うん。なるなる。」健太が大きく頷く。
「おちんちんが大きくなったら、
そのまんまこするんだって。
ずっとこすってると、いい気持ちになって、
精子がピュ〜ッて出てくるんだって。」
「いい気持ちになるの?」
「そうみたい。
お姉ちゃんが言ってたから。」
「精子はピュ〜ッて出てくるの?」
「うん。
お姉ちゃんはそう言ってた。」
二人とも鼻息を荒くして話を続けた。
知らず知らずの内に声が大きくなっていく。
「おちんちん」「エッチ」「こする」「精子」「オナニー」
といった単語が部屋の外まで聞こえていた。
美代の家族がいたら、驚いて部屋に飛び込んできたであろう。