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実践的性教育は愛のキューピット
【ロリ 官能小説】

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1.-1

(ああ、男子は青木君かぁ……いいなぁ……女子は誰がくじに当たるのかな、ちょっと羨ましいかも……)
「女子は……出席番号35番ね」
(35番って誰かな……)
「渡辺さん、あなたに決まったわ」
(えっ? あたし? そうだ、35番ってあたしだった……)
「渡辺さん? 聞いてる? OKかしら?」
「あっ、はいっ!」
「では、明日の実践的性教育のモデルは青木君と渡辺さんにやってもらうことになりました」

 あたしは渡辺麻衣子、小学校6年生。
 4年生から始まった性教育も6年生の2学期になっていよいよ実践授業をすることになったの。
 みんなにアレとアソコを見せて、最後は挿入まで……でね、そのモデルって言うか、生贄って言うか……みんなの前でそれを実際にして見せる役をくじ引きで決めた。
 男子は出席番号1番の青木慎也君、背が高くてもう160pくらいある、運動神経も抜群でサッカークラブのエースでキャプテン、顔もイケてるし、青木君に憧れてる女子は多いよ。
 で、女子はあたしに決まっちゃった。
 あたし? もちろん処女だよ。
 あたしって背は143pしかないし運動もあんまり得意じゃない、せめて勉強が出来れば良いんだけど、それもまあ中くらい……顔は……どうなんだろ? 悪くはないと思うんだけど、あんまり特徴もないし華やかさもない、背中まである髪の毛くらいかな、自信があるのは……要するにあんまり目立たない子の代表みたいなもん。
 青木君に憧れてる女子は多いけど、その代表は池田カナさん、背が高くて、小さい頃からスイミングやってるからプールじゃ主役、体力あるから他のスポーツも出来るよ。
 で、もうおっぱいが結構ふくらんで来てて、お尻もふっくらし始めてる、スリムなんだけど出るべきところが出て来てるからスタイル良いよ。
 性格もあたしみたいに引っ込み思案じゃなくて積極的、みんなの前で堂々と青木君に告ったのにはびっくりしたな……青木君の答えは『まだ早いよ』だったけどね……。
 
 あ、池田さん、あたしを睨んでる……気持ちはわかるけどさ、くじ引きだからしょうがないじゃない、あたしだってびっくりしてるんだから……。
 青木君は……こっち見ないようにしてるみたい……。

「ではこれでホームルームを終わります」
「起立、礼」
「では、気を付けて帰ってください」

 あ〜あ、凄いことになっちゃったな……今から緊張してる。
 1学期の終わり頃にね、女子だけの授業があったの、その時のモデルは池田さんだった……みんなの前で裸になって……池田さんって水泳得意だからみんなより日焼けしてるんだよね、でも水着で隠れるところは白いでしょ? そのコントラストがくっきりしてて、白いとこは見ちゃいけないとこって感じで、裸になってる池田さんは堂々としてたのにあたしはちょっとドギマギしちゃった……で、アソコにはもうふんわりと毛が生えてた、お母さんのみたいには黒々してなかったけど、もう半分大人なんだなぁって思った。
 で、先生がアソコを拡げて、『ここが大陰唇、ここがクリトリス、で、ここが膣の入り口ね、これが尿道口』って指し示すの、で、最後にぐっと広げてペンライトで中を照らして『これが処女膜よ、この奥の方に子宮があるの』って……ああ、思い出しちゃった、あの処女膜があたしにもあって、明日青木君に破られちゃうんだ……痛いんだろうなぁ……そりゃそうよね、いくら薄い膜だって言ったって切れちゃうんだから……なんか、考えただけでズキズキして来た……。
 それにあたし、まだつるつるなんだよね、生理もまだだし……なんか、それって恥ずかしいな……もう生えてる娘の方が多いのかな……。

「渡辺さん」
「えっ?」
 振りかえったら、そこに青木君がいたの、びっくりした。
 青木君、家は反対方向なのにどうして?……。
「あのさ……なんか、あんなことになっちゃって……」
「しょうがないよ、くじ引きだもん」
「あのさ……俺……」
 え? 相手があたしじゃ嫌なのかな……。
 そう思ったけど、そうじゃなかった。
「俺……ずっと好きだったんだ」
「あ、あたしを?」
「うん」
 ウソ〜! こんなことってあるの?……。
「俺、小柄で大人しくて、長い髪の子が好きなんだ、だから……ずっと好きだったんだ、だから、くじで渡辺さんが当たってすごく嬉しかった……だからしょうがないなんて言わないで欲しいな……」
「ご、ごめんなさい……あたしもホントはしょうがないなんて思ってない」
「ホント?」
「うん……青木君、カッコいいし、前から憧れてた……」
「マジ? 良かったぁ……じゃあ、明日……」
「明日……」
「よろしくね……じゃ」
 そう言って元来た道を走りだした……。
 あたし、その後ろ姿をぼんやり見てたけど、はっと気が付いた。
 今、あたし、告られたんじゃない? そうよ、ずっと好きだったって言ってくれたんだから……あ、あたしも告っちゃったんだ、憧れてたって……。
 なんか、ふわふわした気持ちだった……夢見てるみたいな……でも……。
 明日……青木君とセックスするんだ……それもクラス全員の前で。
 そう思うと顔がカーって熱くなった。


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