梨沙と拓馬 -夏休みの朝の出来事-(2020/05/24)-13
一階に降りてきた拓馬に、梨沙は声をかけた。
「拓馬くん、おはよう。
よく眠れた?」
「う・・・うん。」
拓馬は赤くなったまま、視線を合わそうとしない。
「・・・そう。
よく眠れているなら、よかったわ。
さあ、朝ごはんを食べましょうね。」
梨沙は先程の行為については何も触れず、
拓馬の顔をじっと見つめていた。
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