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梨沙と拓馬 -夏休みの朝の出来事-
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梨沙と拓馬 -夏休みの朝の出来事-(2020/05/24)-12


梨沙がじっとペニスを見ていると、
突然、拓馬の下腹の辺りがピクッと動いた。
さらには、寝息が不自然になっている。

もしかして・・・、
拓馬くんは起きてる・・・?

梨沙はペニスを見ながら、
横目でチラッと拓馬の寝顔を確認した。

その瞬間。
薄目を開けていた拓馬が慌てて目をつぶるのが
梨沙の目に入った。

拓馬くんったら、起きてるわ・・・。
・・・どうして寝てるフリをしているのかしら・・・・・・。
このままでいい・・ってこと?
・・・私に、見て欲しいってことなの?
・・・今日は最初っからペニスが出ていたし、
もしかしたら・・・、
昨日の朝も目を覚ましていたのかも・・・・・。

梨沙の頭には疑問が渦巻いたが、結局、
拓馬が起きていることには気付いていないフリを
することにした。

梨沙は拓馬の視線を意識しながら、
右手をペニスに伸ばし、
人差し指の指先を、亀頭先端の尿道口にそっとくっ付け、
軽く押し込んだ。

勃起したペニスが、ぴくっぴくっ・・・・・とひくついている。

梨沙が亀頭から指先をゆっくり離すと、
尿道口と梨沙の指先の間に、透明な粘液が糸のように
つーっと細く長く伸びていく。

拓馬くんったら、こんなにヌルヌルを出しちゃって・・・。
・・・・・私に見せて、触られて、こんなに興奮しちゃうの?

その後、梨沙は右手の人差し指で、
とん、とん、とん・・とゆっくり亀頭に3回タッチした後、
昨日に続き、タオルケットを股間にかけた。

そして、寝ているフリをしている拓馬に向かって声をかけた。

「拓馬くん、朝よ。
 起きて、ご飯を食べにきてね。」

梨沙はそう言い残して、部屋を出た。

*     *     *


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