侵入者-4
男は痺れを切らしたのか、リナの下着を指で持ち上げクロッチを強引に破き始めた。ビリビリという鈍い音と共に下着が引き裂かれる。股間の部分がパックリと割れたそれは、もはや下着としての意味を成さないただの布切れになり下がってしまった。
「リナちゃんのオマンコ丸見え……」
恥ずかしいところに熱い吐息を感じて、リナは身体を固くしながら叫ぶ。
「もういやぁ……!」
男はひとつ舌舐めずりすると、ついにリナの股間を直接味わい始める。
「はぁ……リナちゃんのマン汁美味しい……!」
「だめぇっ! やめて……やだぁ……!」
男は襞の隅々まで舌を這わせ、ジュルジュルと音をさせながら愛液を啜り、ゴクリと喉を鳴らす。時折はぁはぁと荒い息をついてはまた股間に顔を埋める。
男の舌先がクリトリスを捕え軽く上下に弾いた瞬間、リナの背中がビクンと大きくしなった。
「く……うぅっ……!!」
唇でクリトリスをきゅっと挟まれ、触れるか触れないかの距離でチロチロと舌を動かされ、甘美な快感にリナの腰がくねる。
「う……んっ……!!」
思わず声を上げてしまいそうになるのを、リナは唇を噛み締めて必死の思いで堪える。だが、男はリナに声を上げさせようと、執拗にクリトリスを責めた。
「クリトリス気持ちいいでしょ……? 声出していいんだよリナちゃん……」
硬く尖らせた舌先で上下に弾かれチュッチュッと音を立てて吸い付かれるたびに、息を飲む鋭い快感がクリトリスから子宮へ走り、脳天を突き抜けていく。休みなく与えられる快感に、必死の抵抗も虚しくリナはとうとう声を漏らしてしまった。
「んっ……あっ……! いやぁ……あぁぁっ……!」
屈辱と快感が入り混じった表情を浮かべ、腰をくねらせながら甘い悲鳴を上げるリナの痴態に男は含み笑う。
「かわいい喘ぎ声……もっと聞きたいな……」
男はクリトリスを舐めながらゆっくりと中指を差し入れる。もう充分に潤っていたそこは、まるで待ち望んでいたかのようにあっさりと男の指を受け入れてしまう。
「こんなにオマンコ濡らしちゃって……どんどん入っていっちゃうよ……ほら……」
指が根元まですっかり飲み込まれると、男は膣内でクイクイと指を折り曲げた。
「んあぁっ……!」
男の指先が感じる場所に当たり、リナは仰け反って嬌声を上げる。
「ここ? リナちゃんここが気持ちいいの……?」
男は嬉しそうに笑いながら、指でそこをグイグイと何度も押し上げた。
「あっ、あっ、あっ! そこやだぁっ……!」
指の動きに合わせるように、リナはビクビクと震えながら喘ぐ。喉の奥からは甲高い声が漏れ続ける。
「すごい……リナちゃんのオマンコびちょびちょ……。ねぇ、気持ちいい? オマンコ気持ちいいの? ほら、ほら……」
男はますます激しくリナを責め立てる。
「あっあっあっ……! いや、ダメぇっ……! んぁぁっ……!」
太い指が何度も出し入れされ、ジュプジュプといやらしい水音が聞こえてくる。
(どうして……?! いやなのに気持ちいいなんて……こんなこと……!)
拒む心とは裏腹に、リナの身体は徐々に高みへと駆け上がっていく。子宮に快感が集中し蓄積されていくような感覚。息を荒げて喘ぎ、全身が小刻みに震え始める。その姿を見て、男はリナが絶頂に近づいていることを察知する。
「イキそうなの? リナちゃんイッちゃいそうなの?」
男の指がスピードを上げ、激しく出入りを繰り返す。太い指は弱点を擦り続け、リナを望まぬ絶頂へと追い詰める。
今まで感じたことのない強烈な快感に襲われ、リナの思考能力はもはや失われてしまった。目はトロリとして焦点が合わず、ただ与えられる快感に甘んじることしかできない。
「あっあっあっあっ……!! ダメぇ! あんっ……いやぁっ!!」
甲高く短い悲鳴が止まらない。身体の震えは少しずつ大きくなり、腰が宙にグッと浮き上がる。
「ほら……イッていいよ……! イッて、リナちゃんイッて……!!」
快感に喘ぐリナの姿がより一層男を興奮させ、執拗な愛撫を誘う。やがて震えは痙攣に変わり、ついにリナに絶頂が訪れる。
「あっあっ! ああぁっ! いや! いや、いやぁっ! んあぁぁあぁぁぁっ!!」
耐えきれず、リナはついに泣きながら無理矢理イカされてしまった。
「あは……リナちゃんのイキ顔かわいい……。もっとイカせてあげるからね……」
男は嬉しそうに笑い、放心しているリナの股間から指を引き抜く。そしてスカートを腰まで捲り上げ、穴のあいた下着を剥ぎ取った。
「お願いだから……もう許して……」
弱々しいリナの哀願は男の耳には届かない。
男はズボンと下着を一息に脱ぎ捨て、グロテスクなペニスをリナに見せつけた。笠が張り血管が浮き出たそれは、先端から粘液を滴らせながら大きく反り返っている。