露出自粛 その2-1
ふう。
廊下でいっちゃうなんて、やっぱ、刺激が強いんだわ。
さてと、いよいよ教室だ。
やっぱ、懐かしいなあ。
最後のお別れ、きちんと出来なかったもの。
「ただいま〜。久しぶり〜。」
わ〜い、一番乗り〜。
ほとんどなかったもんなあ。
毎晩のように街の中、歩いてて、寝坊ばっかりだったから。
あ、黒板、メッセージとか全部消されちゃってる。。。。
って、当たり前か。
一応、新年度が始まってるんだものね。
さてと。
ここ、ここ。
わたしの指定席。
ああ、懐かしい。
新しい住人はどんな子だろうな。
ああ、懐かしいな。この景色。
黒板の方よりも窓の方、見てた時間の方が長かったかも。
あれ?でも、わたくしって、みんなからはどんな風に見えてたんだろう。
そう言えば、休み時間もこの席でみんなとだべってたからなあ。
他の席から見た景色がわかんないや。
え〜と。
椅子をこうして……。うん。こんな感じ。
で、後ろの方へ行ってみると……。
あれ?あ、そっか。前にはみんなが座ってるんだから、
こんなに見通しがいいわけないよね。
みんなの背中や頭があるとして……。
な〜に、これ。
ほとんど見えてないじゃん。
じゃあ、わたくしのスカート、時々わざとめくれていますよ作戦って、
わたくしの真後ろ当たりしか見えてなかったってこと?
え〜?じゃあ、もう少し横の方へ移動して。。。
ん?何だ、これ。
相合傘、か。
こんなの机に彫っちゃって。。。。って、SAKUMI?
サクミ、って書いてあるじゃん。
えっ?うそ?だれ?相手は?
え?SAKUTARO?さくたろ?朔太郎?えっ?朔太郎?って、
えっ?ここ、誰の席?えっと、えっと、あ!
智子だ。智子の席だ。
え?朔太郎?どうして知ってるんだ?
そりゃあ、智子は親友だったし、
あの保健室でわたくしの身体中を
「可愛いよ、サクミ。」って言いながら舐め続けてくれるくらいの仲だったし。
クラスのみんなからも、公認のラブラブカップルだったから、
朔太郎のこと、話したこと、あったのかなあ。
でも、どうして自分の机に、わたくしと朔太郎の名前を彫ったんだろう。
《《疑問解決コーナー》》
《ここで少し説明しておこう。
サクミが通っていたのは、私立の女子高だ。
そう。周りが女子だからこその、教室内露出だったのだ。
保健室で大会前に云々という野球部キャプテンや団体戦優勝の柔道部員たちは、
サクミの通う女子高の、隣のある男子校の柔道部員だ。
この男子校の生徒と付き合っている女子は案外多かった。
ただし、保健室でセックスした男たちは、サクミの彼氏ではない。
サクミたちのクラスに限らず、女子高でありながら、と言うべきか、
女子高だから、と言うべきか、多くの女子高生がクラス内に、
彼氏なり彼女を作っていた。
つまりは同性愛。レズ、という関係だ。
かといって、彼女たちの性格や役割が、明確に決まっていたわけではない。
一般的に「ネコ」は性行為や恋愛関係上で受け身、つまりは女役。
「タチ」は性行為や恋愛関係上で能動的なことを表す言葉で、男役。
どちらも可能な場合「リバ」と言うのだが、
サクミを含むクラスメイトたちのほとんどが、リバ、
つまり、相手や場合によって、どちらも演じるタイプだったのだ。
女子高と言う限られた環境の中で、疑似恋愛を楽しむ相手であると同時に、
互いの性的欲求の好奇心や不満を満たす相手でもあった。
智子の場合、彼女はサクミの彼氏だった。
朔太郎はサクミが高校時代、密かに憧れていた男の子。
ただ、サクミはその男子の名前しか知らない。
そう。どこの誰か、どういう男なのか、
この時点では、全く知らなかったのだ。》
《《疑問は解決したかな?》》
そっか。智子、陰ではわたくしのこと、応援してくれていたんだ。
そっか。
智子。
会いたいなあ。
朔太郎くん、何してるかなあ。
結局、どこの誰かもわからないまま、もちろん告ることなどもないまま、
なんとなく終わっちゃった感じかなあ。
あ、ついつい感傷に浸ってしまった。
いけない、いけない。
時間がもったいない。
さて、では。。。
やっぱり、想像力に頼るしかないわね、今回は。
じゃあ。。。
うん。今日は期末テストの日。
3時間目は。。。わたくしの苦手な数学。
いつも通り、わたくしは保健室でテストを受けてることになっていて。。。
うん。でも、その途中で教室に戻ってくる。
みんな、テストに夢中で、わたしが教室に入って来たことも気づかない。
教卓にいるはずの担任は。。。あ、そうだ。
わたくしの机の目の前にある、教師用の事務机に座って、
あらあら、クラスのみんなを信用してるのか、居眠りしてますねえ。
で、わたくしは教卓の上に座って。。。
座ってみると、意外に狭いなあ。
で、このままМ字開脚。
ほら〜。みんな〜。見て、見て、見て〜。
サクミちゃんのオマ〇コ、御開帳だよ〜。
ほら、あのね、ここ、ここがクリちゃん。
サクミの一番、あん、いい、そう、感じちゃう、あん、ところなんだ、よ。
ほら、さっきも、してたから、もう、敏感になちゃてて。
あ、そうそう。教室に入ってくる前に、廊下で、あ、いい、オナ、オナニーして、
あ、あん、サクミ、一回、い、いっちゃ、ったの。
だから、今が、あ、指、指で、掻き回し、あ、いい、掻き回しちゃ、あう、。
ねえ、みんな、見える?
じゃあ、もっと、もっと、奥まで、見えるように、ひ、開いて、あげちゃうね。
あ、いい。ねえ、と、智子。み、見える?サクミの、露出、オナニー、み、見てる?