第二十一話 挿入-1
「ジュポッ…ジュポッ」
お尻にディルドを差して腰を振りながら、そして「普通の」オナニーをしながら、ご主人様のペニスを咥えている…。
無我夢中で三か所からいやらしい音を立てていると、上から声が聞こえてきました。
「うっ…あっ…ああー。」
どうやら、ご主人様も感じてくれてるみたい。
この調子なら、早く挿入していただけるかも…。
でも、私もいつまで我慢できるのかしら?
そう思っていたら、ご主人様は私の頭を軽く叩いて、こう言いました。
「も、もういいぞ。そろそろ、やろう。」
私はそっと、咥えていたペニスを口から出しました。
その間には、私の唾と、ご主人様から漏れた液体が糸を引いています。
「は、はい…。お願いします、ご主人様…。」
「さあ、そこから降りて、ベッドにおいで。」
そう言われて、私はまずお尻に差さっていたディルドを、腰を上げながら抜きました。
「あっ…あっ…ふ、ふぅー。」
思わず声を漏らしたあと、私はテーブルを降りて、ベッドに乗り、自ら四つん這いになりました。
その時、テーブルは私の淫水で汚れていたんですが、もうそんなことは気にならないくらい、淫らな気分になっていました。
それはご主人様も同じだったようで、すぐに私の後にベッドに乗ってきました。
そして四つん這いになった私は、自分から高くお尻を上げ、ご主人様におねだりしました。
「は、早く、入れてください。我慢できません…。」
「そんなにがっつかないで。」
ご主人様は自らにローションを塗っている間、はやる私にそう言いました。
でも、もう我慢しきれない私は、自分からさらにお尻を突き出して催促しました。
「は、早く、早くう…。おちんちん、欲しいの…。」
イヤらしい言葉を、自ら発してしまう私。
「本当に今日の君はとても淫乱だね…。素敵だよ。」
顔は見えないけど、ご主人様も嬉し気にそう言ってくれました。
「さあ、準備できたぞ…。」
そう言われてすぐ、何かが私のアナルに当たりました。
「さあ、行くよ。」
そして、私の中に、ゆっくりと硬いものが入ってきました。
「あっ…ああっ…。」
思わず声が上がりました。
けど、今日は、挿入されて最初に少し感じる鈍痛も、最小限で済んでいます。
ディルドで十分ほぐされた私のお尻は、いつにも増してペニスをうまく受け入れていっているみたい。
「今日はとてもスムーズだな。いいよ、いいよ、その調子…。」
ご主人様も、それは早くも感じている様子。
今日は、とても楽しめそうです。