紗季と和也 -その後の2人の関係-(2020/05/03)-18
先程から、紗季と和也は、
オナニーという性的な行為について会話を続けている。
紗季が作り出している、ある種変わった状況におかれた和也は、
徐々に正常な感覚が麻痺し、
その代わりに、性的な興奮がどんどん増してきていた。
「でね・・・・、
和也くん。
気持ちいいってことは、良いことなの。
健康にも、心にも。」
「そう・・・・なの?」
和也が問い返す。
「ええ、そうよ。
だから、オナニーすることは良いことなの。」
「ふ〜ん。」
「それでね、
さっき言っていた恥ずかしいというのは、
気持ちいいことと繋がってるの。」
紗季が真面目な口調で話す。
「そうなの?
恥ずかしいと、気持ちがよくなるの?」
「ええ、そうよ。
もっと正確に言うと、
エッチに関係する恥ずかしいことをすると、
余計に気持ちいいことに繋がるの。
本当よ。」
「へ〜、
僕、知らなかった。」
「そうよね、知らなくて当然。
気にしないでね。
なので、和也くんが、
オナニーすることを私に見られて恥ずかしいのなら、
見られることで、余計に気持ちよく感じるはずなの。」
「そう・・・なんだ。
そっか・・・。」
和也が思案をめぐらす。
* * *