紗季と和也 -その後の2人の関係-(2020/05/03)-16
紗季は落ち着いた口調で、諭すように話しかける。
「ねえ、和也くん・・・。
難しく考えないでちょうだい。
私を見ながらオナニーすればいいの。
ただ、それだけよ。」
「え、でも・・・・・・。」
「和也くん。
和也くんは、いつも私の写真を見てオナニーしてるんでしょ?
だったら、私を見てオナニーするということで考えれば、
結局は同じことでしょ?」
かなり無茶苦茶な理屈だと和也は感じたが、
紗季を直接見ながらオナニーすることを想像して、
少しずつ興奮を感じ始めていた。
「それはそうかもしれないけど・・・。」
和也の気持ちが変わり始める。
「ねえ、和也くん。
オナニーに使われちゃう私がOKしてるんだから、
いいのよ、本当に。」
紗季は優しく何度も説明した。
「本当に、
そう・・・なの?」
和也の気持ちがかなり動いてきた。
「そうよ。
本当。
問題は・・・・・・・。」
紗季が一瞬口ごもる。
「問題は?」
和也から聞いてきた。
「問題はね、
和也くんの『恥ずかしい』と思う気持ちだけ。」
「僕の気持ち?」
「ええ、そう。
和也くんの気持ち。
ねえ、和也くん。
私の目の前でオナニーするの、恥ずかしい?」
「そ、そりゃ、
恥ずかしいよ。」
和也の顔がぽっと赤くなる。
* * *