凛々子と少年 -ある春の日の出来事-(2020/04/19)-8
凛々子は一瞬思案した後、浩平に声をかけた。
「ねえ・・・、浩平くん、
浩平くんって、やっぱり・・・、
もう、ちゃんと・・・射精できるの?」
「え?え?」
聞かれた浩平の頬がぱっと赤くなった。
浩平が答えに詰まっている様子を見て、凛々子が言葉を続けた。
「あのね、浩平くん。
浩平くんがうちで怪我しちゃて、
もし、元通りになっていないと大変だから聞いているの。
お願い、教えてちょうだい。」
「は・・・はい。」
「もう一回聞くわ。
浩平くんは、射精できるの?」
「は、はい。
・・・・・・できます。」
浩平が恥ずかしそうに答えた。
「そっか。
そうよね・・・。
こんなに、大きくなるんだもんね。」
「・・・はい。」
「それでね・・・・、
浩平くんは、自分で出す時もあるの?
・・・・オナニー、するの?」
「え?
そ、それは・・・・。」
凛々子の口からオナニーという言葉が出てきて、
浩平の顔は更に赤くなった。
それと同時に、亀頭の先端部からは透明な粘液が滲み出てきた。
粘液が尿道口から溢れ、凛々子の部屋の床に垂れていく。
「ねえ、浩平くん・・・。
私の目の前でこんなに勃起させてるのに、
こんなにヌルヌルが垂れてきているのに、
今更恥ずかしがってもしょうがないわ。
ねえ・・・・教えて。
浩平くんは、オナニーするの?」
凛々子は垂れていく粘液をじっと見てから、浩平の顔を見上げ、
改めて尋ねた。
「・・・は、はい。
時々・・・してます。」
浩平は観念して、俯きながら答えた。
「そっか、そうなのね・・・。
教えてくれて、ありがとう。
それでね・・・、
普段通りにオナニーできるかを確認しておきたいの。」
「え?
今ですか?
「そうよ。
だって、後で痛くて射精できなかったら大変でしょ?」
「・・・それは・・・、
そうです、・・・・・はい。」
「分かってくれたら、すぐに試しましょう。
若菜がリビングで待ってるから、急がないと。」
* * *