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楽園教室
【学園物 官能小説】

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恐怖の保護者会 二次会本番-1

樹木酒の元となる樹が立ち並ぶ森の中での野外セックスパーティーは、
わずか1時間ほどで終了となった。
一度気を失った秀子が今度はオレのペニスで再び気絶し、
あゆみが2回目の絶頂を迎えたころ、再びアナウンスがあったのだ。

「では皆さん。樹の精霊へ捧げる性なる儀式はこれで終了です。
 この後はそれぞれホストのお宅の方でのホームパーティーとなります。
 先生方、明日は勤務もありませんので、
 保護者の方々に十二分におもてなしをお願いいたしま〜す。
 ちなみに、わたくしはこれからPTA会長さんのお宅にお邪魔して、
 今年成人式を迎えられた娘さんとの3Pに臨み〜ます。
 皆様のご検討をお祈りいたしま〜す。」

校長のあいさつの間も美咲先生は、例の3兄弟のペニスを離さずに腰を振り続けていた。
「美咲先生。そろそろ終わりにしないと、森の中に取り残されちゃいますよ。」

秀子が自分の息子たちに声をかけながら終了を促しているのに、
美咲先生は倫太郎らしき男の身体の上に跨ったまま離れようとしない。
確かにわずか1時間は短かっただろう。
しかしオレは、美咲先生がここまで日常とのギャップがあるとは想像もしていなかった。
一度か二度の関係はともかくとして、オレもさすがに付き合うのはどうかと思い始めた。

「先生。あとは家の方で思う存分に続きをなさったらどうですか?」
結局、美咲先生は学年主任にそう声をかけられ、ようやく倫太郎から離れた。

股間からだらりと白濁した液を垂れ流しながら、
フラフラと車へと向かう美咲先生の後ろ姿を見ながら、
オレの股間はオレの思いとは無関係に、また反応を示し始めていた。

「先生。よっぽど美咲先生がお気に入りなんですね。
 もし、どうしてもとおっしゃるのなら、今夜、ご一緒させてあげますよ。」
秀子がオレの顔を覗き込むようにして言った。

「えっ?ほんとですか?ぜひ……。
 い、いや、今晩はお母様方を心を込めておもてなしさせていただくための夜です。」

オレは麗子の母親に言われたことを思い出し、秀子の申し出をかろうじて断った。

ヒカルは言っていた。
今夜はオレたち教師が保護者をもてなすのだと。
ご機嫌とりとも言っていた。
そしてどのお母様方も同じようにお扱いにならないと、あとあと大変ですから。
そうも言っていた。

つまり、もしここで秀子の申し出を受け、美咲先生とセックスなどしていたら、
オレは秀子のご機嫌を取るどころか、大きくご機嫌を損ねることになるだろう。
そしてあゆみと秀子を平等に扱うということは、
どちらかが疎外感や物足りなさを感じることなどないように、ということだろう。

さっき、外であゆみと秀子を抱いた時のことをオレは思い返していた。
いや、教室を出た時から今まで、
オレは果たして秀子とあゆみを同じように扱っていただろうか。

誰もを平等に扱わなければならないのは、教師として当然のことだ。
クラスの中にはいろいろな子がいる。
相手が〇学生とはいえ、当然、相性というものや好き嫌いというものも存在する。
しかしそれを表には出さずに、どの子どもも同じように扱うのが、
教師には求められている。

ただ、そうは言っても実際にはなかなか難しいものだ。
オレも教師である前に人間だ。いや、男だ。

単純に、男よりも女の方が好きだ。
生徒としてではない。人間としてでもない。
男という生き物の立場でのことだ。
当然、可愛い子や奇麗な子の方が、そうでない子よりも好きだ。

もちろん、オレ自身の好みもある。
今夜、オレの身近にいた3人の女性。秀子とあゆみ、そして美咲先生。
この3人に総合的に順位をつけるとするなら、1位は圧倒的な票差で美咲先生だ。
そして、2位はこれもまた間違いなくあゆみだ。
2位と3位との差。ここでの違いを雲泥の差というのだ。
結論から言えば、秀子は、まあ、つまりは、
それほどオレの好みの女性ではない、ということだ。

しかし、人にはそれぞれ個性がある。隠されている良さもあるはずだ。
この3人をいくつかの観点別に調べていけば、全く違う結果となる観点もあるはずだ。
ルックス、体型だけではなく、例えばキスやフェラチオのテクニック、
オマ〇コの締まり具合、オッパイの大きさや形、柔らかさ。積極性。腰使い……。

数え上げたらきりがないほど、人間の能力や魅力の尺度に限りはない。
もちろんこのわずかな時間に3人の女たちをどれほどの観点から観察できたかといえば、そのほとんどは分析などではなく単なる印象でしかない。
しかし、ファーストインプレッションというのは外見のことを言うのではないだろうか。

それでも誰かがオレのここ1,2時間の行動を見ていたら、
まずはあゆみに惹かれ、秀子が登場することでさらにあゆみへの評価が高くなり、
美咲はその登場と同時にダントツトップに躍り出たことくらい、
いとも簡単に見抜くことができるだろう。

それは何もオレが単純だからというわけではない。
オレも男だ。
ルックスは大事だ。そしてスタイルも気になる。

そうそう、あゆみの声は色っぽい。
教室であゆみに声をかけられた瞬間、オレの股間は条件反射のように勃起した。
あゆみの目に見つめられた瞬間、胸の鼓動が高鳴った。
ヒカルやユリカとはまた一味違った女の魅力に気づかされた気がしたのだ。

それに比べると、秀子は、そう、秀子は、そう、秀子は、、、
秀子は、、、、、、、、、、、。

平等とは何だ。

公平とは何だ。

同じように、同じように、と言いながら、

それぞれの良さが、それぞれの個性が、

一人ひとり、違いがあるからこそ、とか言いながら、

平等とは何だ。
個性とは何だ。

秀子は、秀子は、。。。。。


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