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楽園教室
【学園物 官能小説】

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恐怖の保護者会 二次会本番-6

「美咲ちゃん。」
「どうしたの?」
「なんとか助かる方法はないの?」
「まだ選ばれてもいないでしょ。可能性があるっていうだけのことよ。
 男女限らず誰にでも、ね。」
「男女限らず?女同士、っていうのもありなの?」
「もちろんよ。結構多いみたい。特にPTAの役員さんの間ではね。」
「はあ〜。。。」
「どうしたの?気が抜けちゃった?」
「いや、いろいろと考えると……。」
「まあ、そうならないようにわたしもそれとなく協力するから。」
「ほんと?」

「ええ。その代わり、11時まで全力投球してよね?」
美咲がオレの顔にほとんど密着するほど近づき、言った。
「えっ?」
「だって、修二さん、わたしのこと、ずっと気になってたんでしょ?」
「えっ?そ、いや、あの、なんで。」
「だって、森の中でずっとわたしのこと、見てたじゃないですか。
 秀子さんを抱いていた時だってそうだったし。
 それに、あゆみさんが叫んでたでしょ?
 串刺しファックをうらやましそうに見てたでしょって。
 喘いでいるわたしを見て勃起させてたって、そうも言ってたわ。」

オレは美咲の意外な能力に感心していた。
橋本3兄弟と串刺しファックをし、あれほど乱れ、喘ぎ声をあげながらも、
秀子のことを見ないでセックスしていたことや、
あゆみと立ちバックしていた時も、オレのことを観察できていたということをだ。

「美咲ちゃん。夢中になっていたわけじゃなかったんだね?」
「えっ?どういうこと?」
「いや、オレはてっきり橋本3兄弟との串刺しファックに夢中になっていて、
 周りのことなんかまったく見えていなかったんだろうと思っていたんだ。
 でも、案外冷静に、周りを見ていたんだなって。」
「ううん。串刺しファックには夢中になっていたわ。
 普段はなかなかできないし、刺激だって半端ないもの。
 でも、目と耳は周りのことを結構気にしてたわ。
 だってそうでしょ?
 すぐ近くに自分の好きな人がいたら、誰だってそっちの方が気になるでしょ?」
「まあ、そりゃ確かにそうだよね……って?」
「そうよ。わたしの好きな人は修ちゃん。着任以来、ずっとね。」
「オレのことを?」
「ええ。いつか話をしてみたい、ってね。」
「そうか。ちっとも気づかなかった。」
「嘘よ、嘘。」
「なんだ、びっくりしたよ。」

オレは思わず照れ笑いした。
(危ない危ない。うぶぼれるなって言われるところだ。
 美咲も安心できない存在だぜ。)

しかし、オレは次の美沙希の言葉でさらに腰が抜けそうになった。

「いつか話をしてみたい、っていうのは嘘。いつかセックスしたいって思ってたの。」


どうなる、オレ……。


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