娘の目の前で 淫らに、そして欲望のままに-7
「1日に何回くらい、大丈夫なの?」
「う〜ん。完治してからまだ日が浅いからね。でも、2回しか出してないからね。
真奈美のおかげで完全復活した状態なら抜かずの3発や4発、十分に可能だし、
1日に5発や6発、射精しても全然OKだと思うよ。」
「うれしい。ねえ、じゃあ、このままわたし、身体を回転させるから……。」
「逆駅弁?」
「そう。いい?」
「もちろん。そのまま、ゆっくりと。そう。外さないように。」
「あん、今のところ、違った感じでいいわ。」
「どうせなら世界一周して、一番のお気に入りを探すといいよ。」
「そうね。でも、それはまたにするわ。今は真奈美のそばに行きたいの。」
「そうだったね。じゃあ……。」
敏明は香澄の腰に手を伸ばし、香澄が位置を変えるのを手伝った。
「ここからも真奈美がよく見える。まだ、アナルを舐めてもらっているみたいよ。」
「お父様は慌てない人だからね。結構念入りに、十二分になるまで待つ人だよ。」
「大人の余裕かしらね。ねえ、とし君。このまま立てる?」
「うん。ベッドの端に位置を変えるよ。」
敏明は香澄を自分の身体の上に後ろ向きで跨らせたまま、身体の向きを変えた。
そしてベッドの端から自分の足を床に下ろし、香澄の膝に手をかけた。
「このままゆっくり持ち上げるから、香澄おかあさんは身体を後ろに倒すようにして。」
「こう?こんな感じ?」
「うん。じゃあ、このままゆっくり……。」
敏明はそう言うと香澄の身体を抱えたままゆっくりと身体を起こし、立ち上がった。
「あう。い、一気に、突き刺さった、みたい。」
「香澄おかあさんの全部の体重が、ボクのペニスのかかっている感じだからね。」
「とし君、大丈夫?」
「平気平気。じゃあ、ゆっくり歩くからね。香澄お母さんは、膝を曲げて。」
「こう?」
「そう。それで、ボクの太腿のあたりに立つつもりで……。」
「こう?こんな感じ?」
「そう。ボクが膝を抱えるから、香澄おかあさんはボクの太腿に足の裏をつけて。
そう。じゃあ、片方ずつ、手をボクの首の後ろの方に回して。
うん。反対側の手も。うん。いいよ。」
「ねえ、なんか、運動会の、組体操の……。」
「サボテン?」
「そう、それに似てるわ。」
「うん。ボクも今、そう思ったよ。じゃあ、真奈美のそばまで行こうか。」
敏明は香澄と逆駅弁で交わったまま、ゆっくりと真奈美に近づいて行った。
香澄の目が征爾の目と合った。
「真奈美ちゃん。後ろを見てごらん。」
真奈美のお尻の方からアナルを舐めていた征爾が真奈美に声をかけた。
「えっ?どうしたの?」
真奈美は紅潮した顔を後ろに向けた。
「あ、お母さん。とし君も。」
真奈美は裸の母親が敏明に背後から抱えられるようにして近づいてくる姿を見た。
幼いころ真奈美が見た、あの日の父親と同じように、
後ろから母親の膝を抱えて支えているのは敏明だった。
下半身はやはりあの日と両親がしていたのと同じように密着し、
敏明の逞しいペニスが母親の陰部に突き刺さっている。
「わ〜。お父さんとお母さんがしてたのと、同じだ。
凄い凄い。とし君。お父さんみたい。
ねえ、お母さん。とし君、どんな?」
「ああ、真奈美、ちゃん。お母さん、もう、凄い、の。とし君。素敵、ね。
真奈美の、とし君、借りちゃっててごめん、ね。」
「だからお母さん、違うってば。とし君は真奈美のモノじゃないんだよ。
とし君はみんなのとし君なんだってば。」
「そ、そうよね。とし君は、みんな、の、ああ、とし、君、よね。」
「うん。だからお母さんも、とし君のペニス、たっぷり味わっていいんだよ。」
「ああ、真奈美、ちゃんに、そんなこと、言われたら、お母さん、おかしくなりそう。」
「いいよ。思う通りでいいんだよ、お母さん。
あ、そうだ。ねえ、お母さん。」
「どうしたの?」
真奈美は何か面白いことを思いついたかのようにはしゃぎながら言った。
「あのね。今みたいなお母さんの格好。お父さんにも見てもらえば?」
「お、お父さん、に?」
「うん。だって、今のお母さん、とっても幸せそうな顔してるし。
とってもきれいだよ。」
「真奈美……。」
「真奈美が言うのも変だけどさ。お母さん、ずっと元気がなかったじゃん?
とってもつらそうな顔してる時もあったし。
でも今はとっても嬉しそうだし幸せそうだし。だからお父さんにも見てもらおうよ。
ね?今すぐに、お父さんのところに行こ!」
「真奈美……。」
「香澄おかあさん。ボクもそう思うよ。」
「香澄さん。真奈美ちゃんや敏明の言う通りです。
さあ、ご主人にも見てもらいましょう。」
香澄が見回すと、自分を見る誰もが笑顔で頷いていた。
いつの間にか、そこには麗子の顔もあった。
そして少しだけ見かけた美奈子の顔。そして香澄が初めて目にする顔もあった。
「ひとつ、お願いがあるんです。」
香澄がぽつりと言った。
「まだなにか不安なことでも?」
征爾が香澄の肩に手をかけ、優しく言った。
「いいえ。不安なんて、もうありません。今あるのは期待だけ。
いよいよ夫と対面するんですもの。」
「そこまで吹っ切れたんですね?」
「で、今、夫は?」
「娘の紗理奈と何度か済ませているはずです。
事情もすべて理解いただいて、奥様が現れるのを心待ちにしていると思いますよ。」
「そうですか。だったら……。」
香澄は征爾の耳に口を近づけ、何事かささやいた。
征爾は大きく頷くと、香澄を抱き寄せ、香澄の唇に自分の舌をねじ込んだ。
互いの唾液を交換し合うディープなキスを済ませ、征爾はようやく香澄から離れた。