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思い出はそのままに
【ロリ 官能小説】

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思い出はそのままに-31

歓声が一瞬にしてため息に変わる。外野フライ。これが入ったとしても、どうにもなるものではい。三回までで、八対〇。とんだ草野球だった。浩之はテレビの画面から、目をそらした。
「あんんっ」
 浩之は菜美を髪を指先でいじる。菜美が嬌声をあげた。菜美は、浩之の口を吸っている。おとなしい菜美らしく、舌の動きもおとなしい。それでも、一時間も続けられれば、舌もふやけてくる。
 祐樹の家では、相変わらず健太と美咲が抱き合っている。狂ったように健太に犯される美咲を写すのは楽しかった。美咲に以前のような輝きはない。今は、健太の肉人形と化している。
 最近は、美奈がよく呼ばれるようになった。美奈はすがるようは視線で浩之を見るのだが、浩之は無視する。浩之には、美奈と付き合っている覚えはない。それに、自分が抱いた女が、他の男に犯されるというのは、それはそれで興奮するものだ。特に、祐樹が激しく美奈を犯す。浩之に見せつけるように犯すのだ。美奈は泣き叫んで助けをこうが、祐樹は許さない。
 祐樹は少し変わってきた。前は浩之を見下すような態度をとっていたが、今はそれはない。逆に、おもねっているようにも思える。だが、美奈を犯しているときは、浩之への敵意を剥き出しにしているように感じる。それは、浩之の思い違いなのかもしれない。美由紀の前で見たあの敵意に満ちた視線。浩之にはそれが、どうしても気になってしまうのだ。
 それでも、祐樹には優しくしている。浩之の方が、年上なのだ。そんなことを気にしてはいけない。それに、祐樹と浩之は運命共同体なのだ。沙織を犯したことで、もはや引くことができなくなっている。
 浩之は目をつぶった。美由紀のことを考えた。美由紀とは毎日メール交換をしていた。あれから、会ってはいない。それでも、送ってくるメールには、浩之への好意が感じられた。それこそ、浩之の勘違いなのかもしれない。美由紀にしてみれば、ただの懐かしい同級生の一人のかもしれない。だが、浩之にとって、美由紀は特別な存在なのだ。小さな時から、ずっと見つめてきた。届かない想い。ずっと、そう想ってきた。
 美由紀と一緒に写真を撮った時、彼女の手が少し触れた。そのときの感触。彼女の髪の、シャンプーの香り。息づかい。今でも、鮮明に感じることができる。
 一緒に撮った写真は美由紀に渡した。ネガも捨てた。それで、美由紀への想いは断ち切ったつもりだった。それでも、忘れることができなくて、美由紀だけを撮った写真を机に置いた。ただの思い出。そういうことにした。
 だが、美由紀は今、手が届きそうな所にいる。忘れていた想いが、蘇ってきた。
「あふぅ・・・あんんっ」
 菜美の秘部に指を入れる。ずっといじっていたので、既にびしょ濡れになっている。すでに、三回はイッているはずだ。
 美由紀のことを思った。美由紀の手の感触。シャンプーの香り。息ずかい。それらの感じを思い出す。勃起してきた。浩之はズボンのチャックを開けた。ペニスを取り出す。菜美の手をペニスに掴ませた。菜美の手が一瞬震えたが、浩之のペニスをしごき始めた。
「うっ・・・」
 浩之は呻き声を上げるが、菜美の口に吸い込まれる。
 美由紀のことを思った。服の上から感じる、胸の膨らみ、腰のくねり。揉んだらどんな感触だろうか。どんな声で鳴くのだろうか。
 浩之は、菜美の乳房に触れた。
「あんっ・・・んふっ・・・」
 乳房ともいえないような薄い膨らみ。それでも、美由紀の乳房を思って揉む。
「あふっ・・・おにいひゃあん・・・」
 菜美が体をくねらせる。こんな膨らんでるのかもわからないような乳房を揉まれて、気持ちがいいのだろうか。乳首はずっと前から、勃起させている。それを浩之にこすり付けてくるのだ。
「菜美、入れるぞ」
 浩之は口を離して言った。ずっと舌を絡めてきたので、舌がしびれている。菜美が熱っぽい目で浩之を見る。ずっと、欲しがっていたのかもしれない。浩之は、菜美の頬を撫でる。菜美がうれしそうな顔をした。菜美のはにかんだ笑顔。美奈の屈託のない笑顔とは違う。どちらも、可愛かった。だが、浩之の心を捉えて離さないのは、美由紀の笑顔なのだ。
 菜美が、浩之のペニスを掴むと秘部に沈み込ませた。生温かい感触が、浩之のペニスをつつんだ。
「ああっ、お兄ちゃん・・・あんっ」
 菜美の舌足らずの声が可愛かった。菜美の小さな秘部を見ると、絶対に入りそうにないのに、浩之のペニスは抵抗なく入っていくのだ。こんな小さな子が、そう思うと、自分は何かとんでもないことをしてるのではないかと恐怖で震える。だがそれも、強烈な締め付けの前に打ち砕かれてしまう。
 浩之は菜美に腕を回すと、力任せに突き上げた。
「あふぅ、あん、あん、ああっ、お兄ちゃん!」
 菜美が浩之に抱きついてくる。浩之も強く抱きしめた。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん、ああっ、お兄ちゃん!」


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