思い出はそのままに-25
「どうだ? あこがれの先生の下着だぞ。武士、おまえが脱がせてやれ」
浩之はそう言うと、武士の背中を押した。
「武士、やってあげなよ」
祐樹が、笑いながら言った。祐樹も、武士の気持ちには気づいてはいるのだろう。
「う、うん・・・」
武士は、ぎこちなくうなずいた。震える手で、沙織のブラに手を伸ばす。
「や、やめて・・・武士くん・・・」
思わぬ沙織の声に、武士の腕が止まる。
「気にするなよ。先生のさっきの姿、見ただろう。気持ちよさそうによがってたじゃないか。口では嫌といっていても、心の中では期待しているのさ」
「ち、違う!」
沙織が、浩之を睨む。浩之は、沙織に嫌われているようだ。浩之だけには、敵意を剥き出しにする。浩之が、扇動していると思っているのだろう。
「さあ、やれよ。遠慮をするな。さっきの先生の姿を思い出せ。あんなに喘いでいたじゃないか。祐樹がしたみたいに、おまえもしてみろ」
武士が、大きく息を吸った。目に、力がある。どうやら、心を決めたようだ。ゆっくりと、沙織のブラに手を伸ばす。
「い、いや・・・やめなさい、武士くん。あなたは、そんなことをする子じゃないはずよ」
「ボクを、子ども扱いしないでください!」
沙織の一言は、武士のプライドを傷つけたようだ。武士は、沙織の乳房を鷲づかみにした。
「ああっ!? ダメよ! やめなさい!」
「先生の・・・オッパイ・・・」
武士に、沙織の言葉は届かない。沙織の乳房を揉むのに、夢中になっている。
「ああ・・・やわらかい・・・」
「いやっ、ああっ! やめなさいっ!」
沙織は言うが、武士は止めようとはしない。武士が掴むを、沙織の乳房がグニュと潰れる。はなすと、プルッと元に戻る。弾けるような弾力にだった。
「すごいな。武士、そろそろ生を拝ませてくれよ」
早く、沙織の乳房を拝みたくなった。美奈のようなガキとは違う、大人の女。浩之はロリコン気味の男だが、こういうのもいいと思った。
「そ、そうだね」
武士の声は、まだ震えている。祐樹がにやけた。武士は、不機嫌な顔をした。祐樹に負けまいと、ブラのホックをさがす。だが、わからないようだ。武士が、慌てている。それを見て、また祐樹が笑った。
「ここだよ。武士」
祐樹が、武士の腕を掴むと、後にあるホックに持ってくる。武士は、それぐらいわかっている、という顔をした。
「やめなさい・・・ねえ、武士くん、やめて。おねがいだから・・・」
沙織が、すがるような視線で武士を見る。それでも、武士は動じなかった。武士が、ブラのホックを外した。
「いやぁぁぁ!」
ブラが落ち、沙織の胸が露わになる。沙織はなんとか隠そうとするが、後ろでに手錠をかけてあるので、隠すことが出来ない。
「すごいな」
思わず、浩之は感嘆の声をあげる。武士も祐樹も、同じ気持ちのはずだ。
「見ないで! おねがいだから、見ないでぇ!」
沙織が、顔をそむける。その顔は、恥辱で赤く染まっていた。それが、沙織をより煽情的に見せる。
「ああ・・・はあ・・・」
武士は、声がでないようだ。食い入るように、乳房を凝視する。祐樹の愛撫を受けたからだろうか、沙織の乳首は大きく勃起していた。沙織も、それはわかっているだろう。かなりの恥辱のはずだ。
「すごいな。武士、先生の乳首、見てみろよ。あんなに勃起しているぜ」
「ああ・・・いや・・・いやぁ・・・」
浩之の言葉に、沙織は首を振る。
「じゃぶってやれよ。先生の乳首、ピンとたって、武士に舐められたがっているぞ」
「そりゃいいや」
祐樹が、おもそうに笑った。沙織が、屈辱で震えた。
「先生の乳首・・・」
「ああっ・・・やめてっ・・・武士くん、見ないで!」
武士が、沙織の乳首にむしゃぶりついた。狂ったように、吸い付いている。
「ああっ! いやっ! やめなさい!」
武士は、沙織に言われてもやめようとはしない。
「武士の奴、赤ちゃんみたいだな」
祐樹が言った。
「それだけ、先生のことが好きっと言うことだろう」
確かに、赤ん坊みたいだ。沙織の気持ちよくしようとしている感じではない。だた、夢中になって、沙織の乳首に吸い付いている。そんな感じだった。
「ああっ、くうっ! 武士くんダメよ・・・こんなことダメよ・・・」
沙織の息が荒くなっている。太腿を擦り合わせている。
「先生、気持ちいいんですか? よかったな、武士。先生、気持ちいいってさ」
「黙りなさい! 撮るのはやめて!」
また、沙織に睨まれた。よほど、浩之は嫌われているらしい。