春間近、別れをひかえて-1
三学期も終わりに近づき、卒業や進級への緊張感が高まるころ。
放課後の学園、c等学部。
生徒会の会合を終えて、ひと気のない特別教室の前を通った二年生の某祥みい子は、何者かに教室の横の非常階段に連れこまれた。
「あ、某坂くん……」みい子が気づいた時には、同級生である某坂キジ斗は、みい子を踊り場の壁に押さえつけ、制服のスカートの奥に手を差しこみ、下着を剥ごうとしていた。
「ダメです…… ダメですよ……」みい子は脚を固く閉じて言った。その声は落ちついていた。
むしろキジ斗の方が、なかなか自分の思う通りに みい子の下着を剥ぎとれないことに焦っていた。
「クソッ!」キジ斗はズボンの前を開き、すでに硬くなっているチンポをつかみ出した。
みい子は目をそらした。
「某祥……」キジ斗はチンポを掴んで、みい子に歩み寄った。「俺、来月になったら(政治経済の中枢である)『玉都(ぎょくと)』に引っ越すんだ。だから、だから……」
キジ斗はみい子のスカートにチンポの先をすり寄せた。
「ここでの思い出に、一発セックスさせろ!」
みい子は目をそらしたまま、身体を動かさない。キジ斗がみい子の胸に手を伸ばした時、
「某祥さーん、某祥さぁーん!」階段の下から女子の声がした。
「はい!」みい子が返事をした。キジ斗はあわてて身を隠した。
「あ、某野さん。なあに?」
「某田さんが さがしてたわよ。」
身を隠すキジ斗の耳に、去っていく足音が聞こえた。足音が消えたあと、キジ斗が階段の下をのぞくと、そこに同級生の某野ひろ子が立っているのが見えた。
「某野、」キジ斗が某野に声をかけた。「お前だったら、いっしょに某祥と3Pってのもよかったのにな。」
「何言ってるのよ。」ひろ子は階段をのぼり、まだチンポを剥き出しのキジ斗を見た。「まさか某祥さんを、校内レイプする気じゃなかったんでしょうね。」
「校内レイプ……」キジ斗は笑った。「もう、この学園ともお別れだから みい子の処女をいただこうとしてるんだけど、うまくいかなくて。」
「しょうがないわね。」ひろ子はキジ斗のチンポを手にした。「このままじゃ おさまりがつかないんでしょ。私がやってあげるわ。」
キジ斗は階段に腰かけた。ひろ子は一段下に向かい合わせに腰を落とすと、制服の前を開き豊かな乳房をあらわにした。
「いつ見てもすごい巨乳だな。」そう笑うキジ斗のチンポは ひろ子の胸の谷間に吸いこまれ、キジ斗にくすぐったい性のぬくもりを感じさせた。
「チェッ、せっかくこの学園で色々なオンナをモノにしたのに、童貞のまま離れることになるとはな……」
キジ斗は、チンポをはさんだ豊かな胸を揺らすひろ子の髪を撫でながら言った。
「お父様と玉都へ行くのね。」
「そうだよ。この春からは、『玉(たま)の都の銀(しろがね)の民(たみ)』さ。玉都に行けば、こんな地方と比べものにならない俺の輝く未来が待っているんだ!」
ひろ子は乳房に両手を添え、キジ斗のチンポを力いっぱい挟みつけながら言った。
「あなたのお父様、まさかバカな息子さんの不祥事で玉都に飛ばされるとは思わなかったでしょうね。」