第十四話 限界点の私-1
「あ、ああぁぁー! や、やめてー!」
「そんな大声出したら、本当に人が寄ってくるかもしれないじゃないか。」
背伸びをするような姿勢を取って、お尻を引っ込めて、いくら抵抗しようとしても、長いチューブから液体は容赦なく私のお腹にはいってきます。
「も、もう入りません、お許しくださいー!」
「…仕方ないな。」
私の哀願の叫びを聞いて、ご主人様は嘴管のレバーを緩めたのか、液体の注入は止まりました。
そして、私のお尻に嘴管を挿したままで、私に顔を近づけて、私にこう言いました。
「本当にいい顔してるね。たまらないな。」
「お、お願いです、もうやめて…。」
「何言ってんの。まだ調教は途中だぞ。」
「も、もうお腹壊れちゃう…。だ、ダメ…。」
必死でお許しを請う私。
お薬をお腹に一杯入れられた私は、もう完全に限界です。
お願いだから、もう許してほしい…。
でも、ご主人様は許してはくれませんでした。
「もうあと少しの辛抱じゃないか。頑張れよ。」
その冷たい言葉とともに、再び私のお腹に液体が入り始めました。
「ああ、あああぁぁぁぁー!!!」
「本当に今日は賑やかだな…。ほう、もうすぐ全部入りそうだね…。よし、終わったな。」
こうして、ようやく、私のお腹に液体が入ってくるのは止まりました。
しかし、焼けるようなお腹の痛みは増すことはあっても止むことはありません。
早く、ここから解放して!
一刻も早く、この苦しさから逃れないと…。
でも、今ここで、鎖と手枷足枷の拘束から解放されたとしても、お部屋に戻るまではとても持ちそうにありません。
唯一の選択肢は、お外での排泄という究極の辱め…。
イヤ、恥ずかしい…。
恥ずかしくて死んじゃう…。
けれど、もう耐えられない、我慢できない…。
私は、思わず言いました。
「も、もうダメ、出ちゃいます。」
「あれっ? お外でウンチするの、嫌がってたんじゃなかったの。我慢しなよ。」
お腹の中を一杯に満たした液体の逆流は、必死でお尻を締めているのと、肛門に挿された嘴管で何とか止まっています。
ご主人様はそれをわかっているのか、注入が終わっても嘴管を抜こうとしません。
「いや、もうダメ、ダメ、本当に限界なんです…。」
「お外でウンチするところ、僕に見られるんだよ?
そんなの、見られてもいいのかい?」
そ、そんなの、イヤっ…。
でも、今はもうそんなこと言ってられません。
そうこうしている間にも、私のお腹はいよいよ切羽詰まってきました。
死ぬほど恥ずかしいけど、ここで、私、恥ずかしいものを出しちゃいます…。
「は、はい。構いません。」
「フフフ。そうなんだ。恥知らずな子だねえ。
それなら、僕にちゃんとお願いしてもらおうか。」
ご主人様は私を嘲り、焦らしながら、命令します。
私が限界を迎えていることを完全にわかっていて、意地悪く。
「お、お願いです、排泄のお許しを…。」
「そんな言い方じゃ不合格だね…。いままでお外でウンチしたことはあるのかい?」
「そ、そんなのないです…。」
「そうなのか。じゃね、その辺も踏まえて、気の利いた言葉行ってみてごらん。合格したら、出させてやるよ。」
私が苦しむ姿が大好きなご主人様は、最後の最後まで私を責め立ててきます。
とりあえず、合格させてもらえないと…。
「お、お外でウ…ウンチさせてください。」
「なかなかいいけど、まだ不合格だな。生まれて初めて人に外で出すの見られるんだろ?
そのあたり、入れてほしいところだね。」
私としては、精一杯の恥ずかしくて下品な言葉で言ったのに、さらにそれの上を行く要求。
でも、早く合格させてもらわないと、もう本当に壊れてしまいそう…。
「う、生まれて初めて、私がお外でウンチするところ、見てください。」
「いいじゃないか。じゃ、もう一回、大きい声で言ってごらん。」
一回だけでも恥ずかしい言葉なのに、もう一回口にしないといけないなんて…。
でも、もう今は仕方がない。
私は大きな声で、とても恥ずかしいお許しを求めました。
「生まれて初めてお外でウ…ウンチするところ、見、みてくださいー!!」
「よーし、合格だ。」
そう言うと、ご主人様は私の肛門から嘴管を抜きました。