五条朱代・早くもアナルデビュー!? と思いきや…-5
凛子の肛門を犯していた男優が、その長大な男根をブルンブルン振るいながら近づいてきた。
びちゃっ!
とんでもない臭気の汁をまとったそれが、朱代の頬に打ちつけられた。
気が遠くなりそうな朱代の鼻先、口元にズリ、ズリュッと亀頭がこすりつけられる。
閉じていた唇に割り込んできた腸汁ペニスは、朱代の歯茎をなぞってその汚臭を染み込ませてきた。
「イイ表情してるねぇ〜。朱代さんの今日の仕事は口便器だからね? それズッポシ喉の奥まで咥え込んで、チンポにこびりついたクソ汁しっかりお掃除するんだよ!」
荒い息遣いで守屋が言う。ド変態監督の呼称に偽りはない。このシチュエーションに燃えまくっているのだ。
酸っぱさと苦さ、えぐみが混じり合う異臭で気絶しそうだったが、朱代は同時にこんな仕打ちをされている己に興奮していた。
──口便器……なんて屈辱的な響きなの!? 性欲処理のおもちゃにされるどころか、排泄の道具みたい。征服されきっちゃう気分!
思考の渦巻きが急回転し、竜巻の如く上昇していくようだ。
「お、おおっ? 朱代さんどうしちゃったの、臭いアナルチンポ押しつけられてんのにイキ顔してるよ?」
守屋が意地悪く指摘する。
朱代はぐいぐいと押してくる男優の逸物を握ると、とろけたカメラ目線を向けた。
「五条朱代……不調法ではありますが、口便器つとめさせて頂きますぅ」
ヤクザの仁義っぽくキメようとしたが、上ずった甘い声しか出なかった。
しかし男心に訴えるコールであったことは間違いない。男優も監督も、それまで以上にハッスルし始めた。
「うおおっ! このババア最高だな。顎外れるまでガン突きイラマしてやんよ!!」
巨根男優はサディスティックな笑みを浮かべて腸汁ペニスを朱代の口腔にねじ込んだ。
「おぼ、ぶぶ、むぼぼぼっ!!」
目を白黒させ、大口開けて受ける朱代だったが、とても全部は呑み込めない。それでも三十センチ近い凶器を八割方咥え込んでいた。
凛子の膣穴に挿入していた男優もまた、早く朱代の「口便器」を使いたいとばかり、アナルに挿し替え男根をアナルフレーバー仕様へと移行させにかかった。
こちらも並よりは長大で、およそ二十四センチもの寸法を誇る海外クラス巨根だ。
「ねぇ〜……これでほんとにフル勃起なのぉ? スカスカで気持ちよくないんですけどぉ」
バック突きする男優を振り返り見て、凛子が貶す。
日本人平均の倍はあろうかというものでも、このヤリマン娘には物足りないのだ。
「サーセンっ! こ、これだとどうっすか!?」
男優は、このガバガバ肛門ビッチが作品プロデューサーにして大物ヤクザ組長の娘と知っているから、ビビり気味である。
ただ突きまくるだけでは満足して貰えないようだと察したので、腰を旋回させ、内壁をえぐり回すという手段に出た。
「あ、い、んひっ! それいいよぉ……あぁん!」
変幻自在なプロ男優のテクニックに、凛子はのけぞってよがりまくった。