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楽園教室
【学園物 官能小説】

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狂乱の夜の余韻 -2

ユリカはオレの返事もろくに聞かず、オレに跨がり、腰を沈めてきた。
ズニュッっという感覚でオレのペニスはユリカの中へ飲み込まれていく。
「ああ、いい。ねえ、わたしとつき合って。時々でいいから。」
「ヒカルは?」
「内緒。二人きりでもっと思いっきりしたいの。いいでしょ?」
「いや、でも、オレ、そんな金、無いし。」
「もちろんプライベートよ。」
「旦那さんは?」
「うちは5人までならOKなの。」
「5人まで?」
「セフレの数。わたし、まだ余裕があるのよ。
 ヒカルは7人までだけど、もう一杯なの。」
ユリカは下半身を押し付けるようにしながら腰をぐるぐると回した。
オレがノーと言えないようにしているようだ。
その時だった。

「センセ。朝食の準備ができたって。」
そう言っていきなりドアを開けたのは麗子だった。

「あら、麗子ちゃん。もう起きてたの?」
「あ、ユリカお姉ちゃん。おはよ。」
「おはよ。昨日はよく眠れた?」
「うん。たっぷり飲ませてもらって、ぐっすり。
 センセはよく眠れたの?」

ユリカは腰を動かしたまま答えた。

とんでもない場面を教え子に見られてしまった。
慌てるオレを不思議そうに見ていた麗子は、部屋に入ってきた。
「やっぱり。センセ、わたくしが思った通りのペニスみたいね。
 若菜ちゃんがうらやましい。」 
「あ、いや、その。」
「ねえ、センセ。わたくしの初めてのおもてなしが終わったら、わたくしとしてね。」

そんな約束を無理矢理にされ、オレは服を着て、ユリカにリビングに案内された。

リビングではアキラとヒカルが抱き合いながらくつろいでいる。
ユリカの夫、千葉信一はまだおもてなしの最中だとかだった。
オレはアキラとはまともに目が合わせられなかった。
しかしアキラはオレを見ると、ヒカルから離れてオレの隣に座った。

「いかがでしたか?楽しんでいただけましたか?」
いきなりストレートパンチだ。

「はあ、いや、はい。」
オレが曖昧に答えると一緒についてきた麗子が余計な一言を言った。
「まだまだ楽しみ足りないみたい。
 だって、今呼びに行ったらユリカお姉ちゃんとまだしてたもん。」
「そうなの?ユリカ。」
「ごめんね、ヒカル。ちょっと一人で味わいたくなって。」

「だったら、お昼までいていただけばいいじゃないか。
 ユリカもヒカルも、今日は夕方まではフリーだろ?いかがですか、先生。」
アキラは顔色ひとつ変えずにあっさりと言った。

オレが返事に窮していると、ヒカルがユリカに言った。
「じゃあ、きちんと見ていただく?」
「あ、そうね。それがいいかも。
 それからヒカル。ヒカルが朝食の片づけをしている間だけでいいから、
 修二を独占してもいいかしら。」

「あら、ユリカ。本当に修二のこと、好きになっちゃったの?」
「ええ。さっき、告白したわ。セフレのこと。」
「そっか。ユリカはまだ一人、空きがあったものね。うらやましいな。」
「ぼくは別に構わないよ。ヒカルに8人目のセフレができても。」
「ホント?じゃあ、わたしも立候補しちゃおうかしら。
 じゃあ、センセ、じゃなかった、修二。
 昼食を食べてから帰るってことでいい?」

「エッ?いや、はあ、あの。」
オレがドギマギしていると突然、厳しい声が聞こえた。
「センセ、返事はハッキリと。」

麗子だった。
朝食のパンをかじりながら、今の話の一部始終を聞いていたのだ。

結局そのあとオレは、朝食を食べながら昨夜のことを根掘り葉掘り、
しつこく聞きたがる麗子の質問攻めをなんとか切り抜け、
アキラと一緒にヒカルとユリカのショーを見ることになった。


ショーの途中からアキラが加わり、オレの目の前で3Pショーが始まった。
アキラのテクニックは、オレの比ではなかった。
人間、ここまでできるのかと感心させられるほどの身体の使い方。
オレの倍は速いだろう高速ピストン。
射精距離。

特に腰の動きには舌を巻いた。
前後左右、上下に、まるで手首を捻るようにどの方向へも腰が動いていた。

ヒカルとユリカが数回絶頂を迎えたあとでアキラがオレを呼び、
最後は4人でくんずほぐれつ。
4Pまで経験したオレは、ユリカからこっそり携帯番号を渡され、
昼過ぎに、ようやくのことで麗子の家を後にした。

ヒカルが呼んでくれたタクシーに崩れるようにして倒れこみ、
オレはようやく自宅へたどり着いた。

自分の部屋のベッドが懐かしくさえ感じられ、オレは瞬く間に眠りに落ちた。
ペニスの勃起状態はほわんとした感じで続いてはいたが、
オレは夢を見ることもなくぐっすりと眠った。

目が覚めたのは次の日の明け方。
危ないところだった。

さあ、出勤までの間にシャワーを浴びて、それから………。
忙しい1日が始まる。

麗子と顔を合わせる気まずさはあるが、まあ、何とかなるだろう。


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