誇り高き首領妻の熟肢体は白濁汁を浴びて-7
生ハメファックのパートは極めて段取り良く進んだ。
監督の有馬が口立てでつけた演出を、ベテランの男優がリードした。
朱代はただ身を任せていればよかった。
ひたすらセックスのために肉体を鍛えテクニックを磨いている男優の技術はさすがとしか言いようがない。
全身の愛撫、甘い囁き、優しさと激しさが交互に繰り出される肉の交わり。
朱代は、いつしか自分からこれを求めていたのだと錯覚するほどの燃え上がりに狂った。
「大変ですよね……これから立て続けに乱交って。普通の単体女優さんとかだと、一日置いて別パートとかいうスケジュール組みなんですけど」
再びシャワーで身を清めた朱代に、メイクの女の子が気遣いの言葉をかけた。
朝から鏡に向かって二人きりになることが多いので、自然と打ち解ける。
「うーん……大変なのは間違いないけど、楽しんじゃってる自分がいるのが、恐いのよね……」
朱代は本心を吐露した。
「さっすが、大物ですね。ご自分の意思でやり始めたんじゃないにしても、朱代さんなら業界で天下取れちゃうかもですよ?」
手際よく、朱代の美貌をさらに引き立てる化粧を施す女の子。
「ていうか、最初見たときからこのタトゥーも格好いいってしびれちゃいましたし。ある意味コレ武器ですよ。わたしも彫ってみたくなっちゃう」
「おやめなさいよ。まともな若い子が気軽にこんなもん入れちゃいけないよ。あと、これはタトゥーじゃなくて『ほりもの』ね。『いれずみ』って呼ぶのも正しくないからね」
「へえー、そうなんですか?」
親子くらい年の開きがある女の子と談笑し、気がほぐれた朱代は、残る3Pのパートにリラックスして挑んでいった。