紗季と和也(2020/02/02)-5
ただし。
このままだと、和也がどの画像をよく見たのかが分からない。
今後、和也の個人フォルダ内に和也の好みのものを多く入れておくには、
紗季が和也の好みを知る必要があった。
そこで、紗季は和也には悪いとは思ったが、
和也に使わせるノートPCのデスクトップ画面を、
紗季の部屋のパソコンにリアルタイムで表示させる設定をした。
もちろん、和也には内緒。
これでよし・・・。
あとは・・・、これね・・・。
紗季は一点を見つめた。
紗季の視線の先には、一連の作業中ずっと気になっていたものがある。
それは、ノートPCのウェブカメラ。
このノートPCのモニター上部には、内蔵ウェブカメラが付いている。
これを使うのはさすがにやり過ぎかな・・・。
でも・・・、
でも・・・・・、
どうせやるなら、徹底した方がいい。
紗季は決めた。
和也のノートPCのウェブカメラが映すものを、紗季のパソコンで
見られるように設定した。
更に、ウェブカメラがONになっても、カメラ横のライトが点灯しないように
特殊な調整をしておいた。
また、念の為、カメラがONの時に音声が拾えることを紗季は確認しておいた。
これで、ウェブカメラを紗季がリモートでONにすれば、
ノートPCを操作している最中の和也の表情や音声を、和也に気付かれずに
紗季は見聞きすることができる。
紗季は、今回設定したことを振り返った。
・和也のノートPCのデスクトップ画面を、紗季はリアルタイムで見られる。
・和也が見る性的な画像は、紗季がセレクトしたもの。
・ノートPCのウェブカメラで、紗季は和也の様子を見聞きすることができる。
どれもこれも、和也に健康的なオナニーをしてもらうため・・・と、
紗季は強引に自分に言い聞かせた。
* * *