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義姉の誘惑
【姉弟相姦 官能小説】

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義姉の痴態-1

 兄の結婚を機に実家から歩いて数分のところにワンルームのアパートを借りて一人住まいを始めた。
 住んでいた実家は部屋数も多く、決して新婚夫婦の邪魔になるような状態ではなかったのだが、義姉となる女性があまりにも魅力的すぎる。
小顔で足が細い義姉は、長い頭髪をさわやかにいつもなびかせ歩いている。時折その長い髪の毛がはずみで口に入っている姿は映画で見るよりセクシーだ。
何よりも気に入っているのは適度な丸みを帯びた臀部と、胸にある二つのふくらみだった。あまりにも好みのタイプで、直球でど真ん中ストライクだったのだ。
 そのような女性が近くにいてくれるのは感謝モノだが、少なからず好意を抱けば彼女を欲しくなると思い、実家を出たのだった。
 
 新緑の季節を過ぎればもうすぐ梅雨。
そんな初夏の夜にとんでもない行動に出たのだった。実家を出るときから所持していた合鍵を利用して、実家に侵入すれば勝手知っている家だ。目を閉じても、どこに何があるのかは十分に把握している。
 母の就寝はいつも早い。足腰がしっかりしている母は、空いていた二階の部屋を寝室と決め就寝している。

 一階の各部屋をつなぐようにして周り廊下が設けられている。
 玄関とは正反対の位置にある部屋が、新婚夫婦のためにリニューアルされた寝室だった。その部屋をめざして一直線に進んだ。
 週末の深夜ともなれば、新婚夫婦ならでは営みが行われるだろうと思っての侵入だった。

 深夜ともなれば、微かなモノ音でも人の気配を感じるものだ。
気づかれれば一切の計画が崩れてしまう恐れがあり、床の軋み音に注意しながら足を進めていた。

 リフォームされたとはいえ、ドアの隙間から照明らしき一筋の明かりが廊下を照らしている。
(やっぱり思った通りだ)
 この時ほどトキメキを覚えたことはなかった。一番期待している光景が覗けるかもしれないのだ。
 部屋に近づくほど会話らしき声が大きく聞こえてくる。
「あなた〜・・・・・・」
 甘く切ない響きを持ったハスキーな声が漏れている。
 室内の気配を探りなら足を進めた。部屋の前では止まらずに、一度通り過ぎ再び踵を返すとドアに隠れて隙間から覗いた。
 ベッドが嫌いな兄だからこそ、畳の上に敷いた布団の上で行われている営みは、何の邪魔もなく覗けた。
 一番知りたいのは義姉の性的な弱点、言い換えれば義姉の性感帯に興味があった。それさえ把握できれば、後日のための布石ともなってくれるであろうという、思惑のもと実行された今夜の計画だった。

 寝間着を着たままの状態で、兄からの愛撫を受けている姿は目的に叶ったものだった。
「好きだよ。愛しているよ、由紀子」
「ワタシもよ、紘一さん」
(挨拶はほどほどにして・・・・・・)
 セオリー通りに進められている現実に焦らされていた。
 
 やがては兄の手が義姉の胸元に伸び、前ボタンをゆっくりとひとつずつ外せば予想していた通りの乳房が露わになった。
(義姉も寝るときはノーブラなのだ)
 
 二つの乳房の片方をソフトタッチで揉まれ、もうひとつの乳房の上を兄の舌が這っているが、義姉の表情にそれほどの変化は見られない。
「あぁ〜・・・・・・」
 変化が見られたのは、兄が乳房への愛撫を初めて五分後ぐらいだった。
(胸は少し時間が要るなぁ・・・・・・)
 持参していた懐中時計で時間を計っていた。持参している懐中時計は、生前おっしゃれだった父が残してくれていた形見の品だった。

 寝間着の前見ごろがオープンになれば花柄のパンティが覗けた。
(さぁ、兄貴どうする?・・・・・・)
 脱がすことなく兄貴が義姉の下半身に触れ始めて3分で義姉の様相が一転した。
「はぁ〜ん。いいわ〜・・・・・・そこ、そこよー」
 もう、これは兄の愛撫を待ちわびていた証拠だった。
(弱点はあそこへのタッチだな)
 メモるようにして頭にたたきこんだ。

 兄の愛撫も丁寧に場所を変え進められているが、秘密の場所ほど印象に残るほどの変化は見せてはくれなかった。
 あと知りたいのは義姉が最も好む体位だった。
 しかし体位に関しての兄は、正常位のみだったので参考にはならなかった。
かといって、何回も侵入して新婚夫婦の体位を調べたら、いつかはこの行為がばれるリスクのほうが高い。


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