保健教師 涼子(2020/01/19)-1
放課後の保健室。
涼子の前には、小学6年生男子の浩介と母親の由紀恵が座っている。
浩介のことで相談があるとのことで、親子で涼子を訪れていた。
「それで・・・、お母様、
ご相談というのはどのようなことでしょう?」
一通りの挨拶の後、涼子が切り出した。
「はい、その・・・。」由紀恵が口ごもる。
「お母様。
ここでお話しされた内容が他へ漏れることは決してありません。
どのようなことでも、安心しておっしゃってください。」
「・・・そうですよね。
ありがとうございます。
では、お話しさせていただきます。
実は・・・、
浩介が・・・・、夢精をしているようでして・・・。」