鈴井奈々-3
「ご無沙汰ね。」
岳斗の部屋にやって来た奈々は、今までの憂鬱そうな表情とは違い、どこか自信に溢れているように見えた。岳斗は感覚的に奈々が数段レベルアップしたような気がした。
(こいつをモノにしようとするのは大変かもな。)
奈々の顔を見てそう思った。
「ん?何ぁに?顔になんかついてる?」
「あ、いや…」
思わず目線を外してしまった。奈々はバックを置きソファに座る。
「ねぇ、どうする??私を虐めてから本題に入る?」
「…本題で。」
「えー?虐めてくれないの?何か岳斗、冷たくなったんじゃない?」
「そ、そうかなぁ…」
頭をかいて苦笑いする岳斗。奈々からは完全に虐めずらい雰囲気が出ている。中本の一件を見てからどうも奈々に関わると身の破滅を感じてしまう岳斗であった。
「フェラチオ、する??」
「あ、ああ、そうだな。久しぶりにしてもらおうかな。」
フェラチオぐらいならいいかな、そう思った。奈々は岳斗の足元に跪き、ズボンに手をかけ下半身を露出させる。
「色んな人のオチンチン咥えて来たけど、やっぱ岳斗のチンポが一番かな…フフッ」
その笑みに少しゾクッとした。が、右手で握られゆっくりシコシコとしごかれるとすぐに反応させてしまう。勃起していくペニスを嬉しそうに見つめながら柔らかな掌で岳斗のペニスをフルに勃起させる。
「チュパッ…」
奈々はペニスを口に含み、音を出してしゃぶり始めた。
「ああ…、相変わらず上手いな…」
「散々させられたからね…。チュパチュパッ…」
「ああ、気持ちいい…。藤井直人も可哀想にな。こんなフェラチオの上手い妻に裏切られて。」
「私が裏切ったんじゃないわ?あっちが裏切ったの。」
「だって、シナリオ通りだろ?」
「さぁ?でも妻を家に残して女遊びしにいった罰よ。仕方ないわ…。」
「お前だってたくさん遊んだだろ?」
「わたしは遊んだんじゃなく、男達に弄ばれただけよ。」
「その割には弄んだ男達、みんな消えてくよな?」
「気のせいよ。」
「てかお前、ジャパンTVの社長とも関係持ったか?」
「立場を利用して私を自由にしようって考えたなのならそうかもね。」
「だから飛ばしたか。」
「ご想像にお任せするわ。ただ、社長にまでなった男だからもっと私を身動きできないぐらい苦しめてくれるかと思ったけど、たいした事なかったかな…」
「くくく、恐ろしい女だ。」
岳斗が奈々の頭を撫でると、奈々は岳斗の亀頭を舌で乱舐めで返すのであった。