3ヶ日の出会い-4
男の子は笑って僕のおチンチンをしまいこんで、僕に抱きついてきた。
「じゃあ、僕たち同じように兄の『性的ヒガイシャ』だったんですね。」
そう言う男の子の丸刈り頭を軽くなでながら僕は言った。
「ヒガイシャと言えはヒガイシャだけど…… でも、仲良くなったコが出来ると、そのコのおチンチン、舐めて気持ち良くさせようって 思うようになったんだな……」
○
いちがつみっか。
『招き猫パス』が使える最後の日。
僕はまず、△線○○駅に向かってみた。
あのコにハマってしまうのが怖くて、連絡先とか教えなかったんだけど、もしかしたら あのコがトイレで待ってる気がして。
(まだ時間が早いかな…… まあ、午後にもう一度来ればいいか。)
なんて心の中で繰り返しつぶやきながら、○○駅のトイレに入った。
僕以外の人かげのないホームから、寒々としたトイレの中に入り、足音をしのばせて個室をのぞいた。
ズボンと下着をひざのところにまで降ろして、おチンチンをむき出しにした男の子がいた。
でも 昨日のあのコとは違う、髪が少し長くて あのコより一回り小さい男の子が、なめらかな股間をさらけ出しているんだ。
男の子が口をひらいた。
「お兄ちゃん…… ボクじゃ、イヤですか?」
イヤなわけ、ないだろ!
【おしまい】