3ヶ日の出会い-3
男の子も僕と同じ『招き猫パス』を持っていた。
それを使って僕たちはベッドタウンのショッピングセンターを訪ねた。
初売りの福袋騒ぎがおさまったあとで、人は多いけどフードコートに座れる余裕があった。
僕は男の子と温かいココアを飲みながら、ちょっとおしゃべりをした。
男の子はs学6年生で、(去年の)夏休みに射精するようになったらしい…… しかし、男の子は話をしながら、何か言いたいけど言えない的な沈黙を見せる。
僕は「どうしたの?」と思いきって聞いた。
男の子は「……たいの」と言う。
「……たいの。……なめたいの。お兄さんの、お……、なめたいの。」
始めから僕は男の子の言いたいことは察してた。だけど男の子の口から全部言わせたかった。
「……お兄さんの、……おチンチン、舐めたいの……」
僕と男の子は、ショッピングセンターの旧館と新館の間にある小さな空き地にやって来た。
通路は上にあるので、わざわざここに来るようなひとはいない。
ホントはトイレが暖かくていいんだけど、なんせ混雑してたから。
僕がズボンをずらそうとすると、男の子の方からズボンを脱がせて、だいぶ陰毛にまみれた僕のおチンチンを、陰毛ごと舐めまわしはじめた。
おチンチン舐めるだけじゃない。
片手でキンタマを、ヤワヤワと揉んでくれる。
僕は男の子のワザに素直に快感を得ながらも、嫉妬を禁じ得なかった。
(クソ、このコの方が僕より舐め慣れてるじゃないか。誰だよ、誰からこのワザを教えてもらったんだよ……)
そんなムラムラした気持ちが、いっそう舐められる快感を高めた。そして男の子のおクチの中に、容赦なく精液を流し入れてしまった。
男の子はそれを嬉々として飲みこんだ。僕はそんな男の子から目をそらしてしまった。
「ねぇ……」男の子の姿を見ないまま僕は声をかけた。「誰に、おチンチンの舐めかたを教わったの?」
男の子は僕の柔らかくなったおチンチンをいじりながら言った。
「兄です…… 3つ上の兄からです。兄のおチンチン触るのは、僕がs学一年生のころからやってました。」
「え……」僕は男の子の顔をあらためて見た。
「ぼ……僕もなんだ。僕は、4つ上の兄にやらされたんだ。」