意地を選んで恥辱にまみれ-8
「く、うほほほほおぉ! 今や! 最高の瞬間でイクでええぇ!!」
脂ぎった顔からボタボタと汗の雫をまき散らし、大谷は絶頂に達した。
イキすぎて既に意識がない凛子の膣内におびただしい精液が流し込まれる。
梶谷慎作は、上等のブランデーを喉に通した。
愛妻・由梨絵との間に授かった一粒種の娘。
由梨絵に負けない美少女となった凛子のはしたないアヘ顔を鑑賞しながら飲む酒は、たまらなく旨かった。
大谷がテレビを見ている場所は、梶谷邸であった。
人質に取られているはずの凛子は、大好きなセックスを父親に見られながら大興奮で乱れ狂い、夢の世界へトリップ中。
そして由梨絵もまた、四十一歳の熟れた女体を疼かせながら、梶谷の側にぴったり寄り添っていた。
「ねえ慎ちゃん……凛子すっごい気持ちよさそう。わたしも慎ちゃんに見られながら大谷さんにズボズボ犯されたいわぁ……」
「さっき俺とヤッたばっかだろ? まだ足りねえのかこのスケベ女」
「足りないわよぉ。慎ちゃんどっちかっていうと早いほうじゃない。大谷さんみたいに延々と犯してくる人ってなかなかいないから、刺激が半端じゃないのよ」
ぱっちりした瞳を淫靡に細め、大谷を眺める由梨絵。
「ま、待たんかい! 立て続けに由梨絵はんとまでヤッたら、心臓止まってまうわ。ひと休みさせんかい」
由梨絵、凛子母娘とはすっかり身体を馴染ませている大谷だ。
かなり前から帝龍会、特に大谷とはズルズルの関係にある梶谷は、強者に尻尾を振る犬そのものであった。
性欲旺盛な大谷から妻子の提供を求められても、口答えせず二つ返事で了承した。
凛子は中学生くらいから男遊びの絶えない淫乱体質で、いやらしい中年との粘っこいセックスは大好物らしく、むしろこれを父親からのプレゼントと喜んだ。
大学ではヤクザの娘とあって周囲が媚びへつらい、凛子を姫様扱いする。
学内の男子を片っ端からセフレ化しているが、何でもハイハイと言うことを聞く性奴隷は自尊心を満たしてくれるものの、飽きも早い。
逆に自らを徹底的に性奴隷として扱い、喉奥や膣奥へと逞しい巨根をねじ込んでくる大谷に、凛子はメロメロになってしまった。
由梨絵も、梶谷のよき妻という顔の下には淫乱な本性を隠していたようだった。何しろ稀代のヤリマン凛子の母親なのである。
四十路に入り性欲が強くなって、梶谷との営みに満足出来なくなっていたものの、山勇会大幹部の妻として貞淑を装わなければならなかったフラストレーションは、この「献上妻」シチュエーションで一気に燃え上がった。
夫たる梶谷が見たこともないよがり方で、由梨絵は大谷に抱かれるようになったのだ。
おかげで梶谷には寝取られ趣味が芽生え、今では他の帝龍会幹部にも妻子を抱かせて背徳の歓びを感じるようになった。
梶谷にとって大谷は、尻尾を振るべき強者であり、同時に心許し合える「穴兄弟」でもあった。
つまり、朱代の前で見せた態度はまるっきり偽りの猿芝居、空涙だったのだ。
「姐さんは情にもろいとこがあるからな……そこを突けば簡単に騙せちまう。他の脅してAV出させてる女と同じ五千円で、あの極上の熟れまくった身体を喰い荒らしてやる……ふふ、ふははは!」
梶谷は湧き上がる笑いを堪えられなかった。
「なんぼでも撮りまくって、もちろんわしにも男優役やらせるのやで」
ジュルリと涎をすする大谷。
その股間にすり寄った由梨絵が、ジュルリとお掃除フェラを開始した。
「おっ……うほぉ、娘のまん汁こてこてになっとるチンボコ美味そうにしゃぶりよって。その下品なフェラ顔見たらまた勃ってきたがな……」
硬さを取り戻していく大谷のものを頬張る由梨絵の目がキラリと期待に輝いた。