慰安婦-2
「ねぇ、セックス、好き?」
もはやいやらしさに支配されたような顔つきになっていた。
「はい、好きです♪」
「だよねー。好きそうな顔してるもん。」
「そうですかぁ?」
「ああ。朝から晩までセックスしていたいって顔してるよ。体もエッチだし。やっぱり韓国人の女って慰安婦のDNAを引き継いでるんだな。」
「慰安婦…?」
「ああ。日本人の男の性欲を満たす事が義務なんだよ、君らは。」
「そんな事ないですよぅ。」
「いや、そうだね。K-POPのアイドルなんか日本に生脚バーンて出してエロいカッコして踊って日本人の男を喜ばせる為に来てるようなもんだ。まるでストリップショーを見てるみたいだもんなぁ。現に大口スポンサーに枕してるアイドルもいるみたいだし。」
「枕って何ですか?」
「枕営業って言ってな、まぁ簡単に言えばセックス接待だよ。体を売って仕事を取るみたいな。今ソニンがしてる事みたいなもんだよ。やっぱ韓国ギャルは体で金を稼ぐのが似合ってるよ。」
「そうですかね…」
中本から何を言われても何をされても反抗するなと言われている。ソヨンは笑顔を絶やさなかった。自分を押し殺して話を合わせる。
「で、さぁ、今までソヨンは何人とヤッた事があんの?」
「2人、です…。」
「え?少なくない?こーゆー接待とかいっぱいしてんじゃないの?」
「それも数えるんですか…?」
「当たり前じゃん。全部で何人とヤッたんだよ。」
「数えた事ないから分かりませんが…。50人くらいかな…」
「へー!今いくつだっけ?」
「21歳です。」
「21歳で50人かぁ。結構ヤッてんね!立派なヤリマンじゃん!」
「ヤリマンって何ですか…?」
「誰とでも見境いなくヤル女のことだよ。」
「見境いなく…」
「ああ。だって今日会ったばかりの俺と今からヤルんだもん。それにクジで他の奴がソヨンを当てたらそいつとヤルとこだったろ?見境いないじゃん。誰にでも股開くって事だろ?」
「…そうですね…、私はヤリマンですね…、アハッ!」
プライドを捨てて笑った。
「てか、私は慰安婦ですって言ってみてよ。」
「え…?」
「ほら、言って!」
「私は…慰安婦です。アハッ!」
そう言ったソヨンに満足げに笑う直人。
「いいなぁ、韓流ギャルはエロくて!ハハハ」
「アハッ!」
慰安婦と言わされて穏やかなはずはない。しかし反抗してはいけない。そんな自分が壊れそうだ。ソヨンはビールを一気に飲み干した。
「いい飲みっぷりだね。もう一杯飲めよ。」
直人は冷蔵庫から一缶持って来て手渡す。
「いただきます♪」
口をつけるソヨン。
「どんどん飲んでエロくなっちゃえ!へへへ」
直人はそう笑って胸元からスルリと手を入れ胸を揉む。