Marionette Day Dream〜Another Side〜-1
きっかけなんか何もない
むしろ。そんなのを求めることが間違いだ
ヒトは何かにつけて理由を求める
そんなくだらない事に時間を費やす
それはまるで、呪いのようなもので
それが怖くて×××は××に××××を向けた
ただ一言だけ××は静かに呟いた
「こんな『今の世界』に、自分から別れを。」
×××は泣きそうな声で言った
「……それでいいのなら…… 」
『次の世界』での君と僕らに幸運を
無音
一瞬の唸りと光
始まりの終わり
終わりは始まり
裁かれるべき時代の始まり
「ヒト」が「同じ」になった時の話