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洗濯物
【その他 官能小説】

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洗濯物(1998/02/07)-1

恭平は部活から帰って来ると、いつもの様に真っ先にシャワーを浴びた。
自分の部屋に戻り、素っ裸のままベッドに横になる。
ベッドの下の隙間に手を伸ばしてエッチ雑誌を取り出すと、おもむろにオ
ナニーを始めた。
・・・・・・・・・。
出すものを出してしまったら、浩平は急に眠気に包まれた。
『服を着て後始末しなくちゃ』と思っても、眠気には勝てなかった。
『ま、いいや。』
そのまま眠ってしまった。
 
恭平は目を覚ました。
何となく今まで人がいた感じがする。
ぐるりと部屋を見回したが、誰もいない。
ベッドの傍らにエッチ雑誌があった。先程使ったお気に入りのページが開
いたままになっている。オナニーの度に使っているため、飛び散った精液
が乾いて、あちらこちらがバリバリになっている。
床には、精液を拭ってべっとりとなったティッシュが1つ転がっている。
『そっか・・・・・。
 あのまま寝ちゃったんだ。』
恭平は何気なく自分の股間に目をやった。
薄い布団が一枚、腰のあたりに掛かっている。
『あれ・・・・?
 布団を掛けて寝たっけ?』
ぼんやりしながらも記憶を辿っていった。
シャワーを浴びて・・・、ベッドに横になって、・・・・オナニーして、
うとうとして・・・・・・。
『布団は掛けてない。』恭平は確信した。
あわてて、もう一度部屋を見回す。
『!』
机の上に綺麗に畳んだ洗濯物が置いてある。
『母さんが部屋に来たんだ。』
そういえば、かすかに香水の匂いがする。母がつける香水の匂いだ。
耳を澄ますと1階からテレビの音が聞こえてくる。
買い物に行っていた母が、いつの間にか帰ってきていたらしい。
『全部見られた・・・・。』
恭平は呆然となった。
 
「恭平〜、ご飯よ〜〜。」
キッチンから、妙に明るい母の声が聞こえてきた。



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