保健教師 紀子 (1997/05/02)-1
「今日はペニスについて勉強するわ。ペニスが勃起して射精するプロセスをよ
く見ておいてね。」
紀子は教壇に立ち、クラス全体を見渡した。保健の性教育の時間。中学1年生
にとっては最も興味がある分野なので、みな真剣である。女子の方が真剣かも
しれない。やや顔を紅潮させて目を輝かせている。
「山田君、前に出てきて。」
山田には今日の授業のことについてあらかじめ話してあった。クラスで一番お
となしく、従順な生徒である。「性教育は重要なことなので協力して欲しい」
と頼んだら、快く応じてくれた。
「ズボンとパンツを脱いでここに立ってちょうだい。」
山田は言われたとおりにした。
「これが勃起していない状態のペニス。やわらかいわ。」紀子は手を使って山
田のペニスを揉みこみながら説明を始めた。
「亀頭が包皮で包まれているでしょ。でも、手でめくると亀頭部分は出てくる
はずよ。いい?見ていてね。」
紀子はペニスの先端をつかみ、根元に向かって包皮をひっぱり亀頭を露出させ
た。
「ほらね。この様に亀頭が出てくるなら問題ないわ。ペニスを勃起させても同
じように皮をむくことができれば仮性包茎よ。病気じゃないわ。日本人の約
65%は仮性包茎であるというデータもあるの。だから、自分が仮性包茎だ
からと悩まないでね。」
紀子は、説明しながら手を使って亀頭を露出させたり、かぶせたりを繰り返し
た。
生徒のペニスが勃起し始めた。
紀子にペニスをいじられているうちに興奮してきたのである。女子生徒に見ら
れているということも一因であろう。
「みんな、ペニスをよく見て。さっきよりも大きくなってきているのが分か
る?」
生徒は皆ペニスを吸い付くように見た。
紀子は説明を続けた。
「勃起し始めてるのよ。性的な興奮が起こると、ペニスの海綿体に血液が流入
して勃起が起こるの。」
「山田君は、私にペニスをいじられることで性的な興奮を感じているの。それ
に、クラスの女子にその行為を見られることでも興奮しているわ。でもね、
何も恥ずかしいことじゃないのよ。健康な男の子の正常な生理現象なの。」
ついにペニスは完全に上を向き、下腹にくっつくぐらいに反り返った。
「もう完全に勃起しちゃったわ。カチコチ。」紀子はペニスを握り、固さを確
かめながら話した。
「女子の誰かにペニスを握ってもらって、固さを確認してもらうわ。」
指名された女子が前に出てきて、ペニスを握ってその感触を確かめる。
「どう?」紀子が尋ねる。
「すごく固いです。こんなに固いものだとは思いませんでした。」女子生徒は
妙に感心している。
紀子が補足説明をした。
「勃起したペニスは固いけど、弾力性があるの。膣に挿入したときに膣内壁を
傷つけないためよ。大事なことだから覚えておいてね。」
勃起状態を維持させておくために、紀子は説明している間もペニスを握って軽
くしごき続けている。
「次に、射精よ。今回は基本的なオナニーの仕方で射精してもらうわ。本来オ
ナニーは自分でするもんなんだけど、今日は特別に私の手でしてあげる。」
紀子はペニスをしっかりと握りなおした。
「男の子のオナニーは勃起したペニスを握って上下にしごくの。基本的にはそ
れだけ。」
紀子の手がリズミカルに上下に動き始めた。
「見て。尿道口から透明な液が出てきたでしょ。この液は性的な興奮が続くと
出てくるの。オナニーが順調にいってる証拠よ。」
紀子はペニスをしごくスピードを上げた。山田の息が荒くなる。生徒はみな息
をのんで見守っている。
「もうすぐ射精するわよ。みんな、亀頭の尿道口に注目して!!」紀子が声を
大きくして言った。
女子15人、男子16人の視線が一斉に亀頭に注がれる。
「ああ、先生、出ます、出ます。射精していいですか?」山田が切羽詰まって
聞いた。
「いいわよ。みんなが見えるように、思いっきり射精して。」
射精が起こった。ビュッ、ビュッ、ビュッ……と精液が放出される。精液の一
部は前の方の席に座っていた女子生徒にも飛び散った。
女子生徒はみな射精を初めて見たため、その勢いに圧倒されていた。
山田はハアハアと肩で息をしている。
「射精時にはものすごい快感があるの。山田君、気持ちよかった?」
「はい、とっても気持ちよかったです。」
「みんな、射精時には快感が伴うことは大事なことだから絶対に覚えておくこ
と。いいわね?」
生徒は黙ってうなずいた。
「それでは、今日の授業はこれまで。よく復習しておいてね。」
紀子はそう言うと、教室から出て行った。