レズ覚醒-4
エクスタシーを迎えた女の性器を見つめる奈々。愛液で恍惚に輝きヒクヒクしている性器に見惚れる奈々。自らはイッてはいないが満たされる気持ちに気付く。
「フフフ、やっぱ奈々は強いなぁ。さすがの里美も勝てなかったか…。奈々が満たされるにはこんぐらいのが必要だろ?」
岳斗はベッドにある物を放り投げた。それを見た瞬間、奈々はドキッとした。それは両端にペニスを形どられたレズ用はり型であった。勿論生で見るの初めてであったし、そんな卑猥な物体の存在さえも知らなかった。しかし本能か、それを見た瞬間、どう言う使い方をするのか理解出来た。奈々は里美の体の上から自らの体を退かし、その物体を手にする。
岳斗は好きにヤレ的な態度で奈々をニヤニヤ見つめている。奈々は戸惑うどころか早く試したい、そう思った。グッタリとベッドに倒れている里美の上体を起こす。まだ余韻が残る中、ゆっくりと目を開いた里美はそのレズ要チェックはり型を見て驚いた表情を見せる。
「脚を開いて?」
見本を見せるかのように股を開いた奈々を見て里美も股を開く。そして先ずは奈々が自らそのペニスを形どる片端を挿入する。
「ああっ…ん…」
顔を歪ませ声を溢す。奥までグッと差し込むと快感に耐える苦しみにもにた表情を浮かべながらもい片端を里美に挿入しようとする。
自分に入ろうとしている卑猥な物体に目が奪われる里美。そのリアルすぎる擬似ペニスにドキドキする。シリコン製で生々しいその物体の先端が膣に当てられると、あっ…、と声を出して体がビクンと反応する。奈々は先端で性器を撫で愛液をたっぷりと付着させてからゆっくりと挿入する。
「あああ…んんっ…」
怯えにも似た表情で口を開けながらその物体が自らの体内に入って来る光景を見つめていた里美。ニュルニュルと入ってくる擬似ペニスの快感に顎を上げて喘ぎ声を響かせた。
「あぐっ…んっ!」
奥まで挿入された里美。目を開くと卑猥な物体が2人の体が繋がっている異様な光景を目の当たりにして何にも例え難い興奮を覚えた。奈々も使い方は分からない。しかし物体が挿入された本能か、自ら腰を前後に振り始めた。
「ああん…!あっ、あっ…、凄っ…ああん!」
喘ぐ奈々だが、まるで使い方を後輩にレクチャーしているかのようだ。里美は先輩に倣い腰を振り始める。
「ああん…!あっ、あっ…!や、ヤバい…ああん!」
セックスよりも興奮する。奈々の膣に突き刺さる物体を見て興奮するのは奈々も同じであった。そして同じ物体で同じ快感を得ている2人に目に見えない絆が生まれたような気がした。
「ああ…気持ちいい…」
「わ、私もです…先輩…」
里美は初めて奈々を先輩と思えたような気がした。