相違と理解と償い-2
私は何も出来ない
しかし何か力になりたい
あなたの手助けになりたい
世界があなたを認めるように
あなたが世界を認めるように
私に出来ることは無に等しい
けれどもあなたの力になりたい
それが私の償い
あなたの右目から光を奪ったのは私だから
私を認めて下さい
私はあなたを理解しているのに
あなたを世界から救おうとしているのに
どうして認めてくれないんですか?
あなたが認めてくれないならそれでもいい
私は諦めないから
あなたの右目に光を戻すまで
世界があなたを理解し、認めるまで
それが私の
償いだから
END