濡れすぎる女-7
優希の射精を感じとると、膣をキュッと締め、腰を使いペニスから精子を絞る取るかのような動きで優希の絶頂を深める奈々。顔を歪めて悶える表情の優希を見て勝ったと思った。セックスに関しては岳斗以外に負ける気がしなかった。岳斗に勝てないのは当然だ。岳斗によってセックスを教え込まれ、体を開発されたからだ。ましてや経験の浅いイケメンをノックアウトするぐらい容易い事であった。
「ああ…、ああ…」
体をビクン、ビクンとさせていた優希はようやく精子が止まりペニスが萎え始めた。すると奈々はゆっくりとペニスを抜き膣口をキュッと締めて立ち上がる。
「男はこれが見たいんでしょ?」
そう言って挑発的な笑みを浮かべる。
「えっ…?」
優希は奈々の股間を見つめる。すると膣から白い液体がタラ〜っと垂れてくるのが見えた。
「わっ…!」
そしてドロドロドロッと垂れ落ちて来る精子。その光景が物凄く卑猥に見えた。
「す、凄げぇ…」
目を丸くして見つめてしまう。膣から垂れた精子は奈々の内股を伝いソファに流れ落ちる。
「いっぱい出してくれたわね…」
「す、すみません…」
思わず謝ってしまった優希は、この時点で勝負があったのかも知れない。奈々は咄嗟の思いつきで優希を責める。
「ねぇ、妊娠しちゃったらどうするつもり?」
「え…?し、知らねーし!」
「知らないじゃ済まないわよ?私は旦那にあなたとの浮気がバレて離婚、プライム・ゼロは降板でしょうね?そうなったら私はこの事を公にするわ?越谷優希に恥ずかしい写真をネタに身体を求められて、挙句妊娠させられたってね。」
「え…!?」
まさかの逆強迫に動揺する優希。
「そうなったら人気急上昇中のあなたのスキャンダルに飛びつくマスコミは多いわよね?せっかくこれからだって言うのに最悪ね。アイドルが強迫してセックスして妊娠させたとか、ヤバいよね?フフッ」
「お、脅す気か…!?」
「お互い様でしょ?」
奈々は立ち上がり床に置いてあったバッグの中からポイスレコーダーを取り出した。
「証拠もあるし、ねっ。」
そう言ってニコッと笑い、更にスマホを取り出して写真を撮る。
「や、やめろ!」
股間を隠す優希。その隙に奈々は撮った写真をどこかにメールした。
「ある所にあなたの情けない全裸写真をメールで送っちゃったわ?」
「ふ、ふざけんなよ…!」
「これでイーブンね?あなたのその情けない姿を私が流出させたら、もうあなたは終わり。やめて欲しければ今すぐスマホからこの間の写真を削除しなさい。今すぐ、ね?」
「ふ、ふざけ…」
「どうするの!?腹を決めなさい!!アイドル続けたい!?それとも消える?どっち!?」
奈々の迫力に押されてしまった優希。奈々がハッタリをかましているようには見えなかった。本当に流出されたらまずい。優希は弱々しく答えた。
「わ、分かった…。」
そう言ってスマホを取り出した。
「貸しなさい。」
奈々は優希からスマホを奪い取ると、自らの写真を自ら削除した。優希はあとでいいやと思いスマホから一切写真を移動していなかった。これでもう奈々を脅すネタはなくなった。
「ねぇ、あなたがもう私に関わらなければ許してあげるわ?でもまた私に関わろうとしたら、あなたのアイドル人生は終わりだからね?」
優希は項垂れながら頷いた。
「じゃ、ちょっとシャワー借りるわね?」
奈々はピルを飲んでから膣の中まで良く洗う。さっぱりした表情で戻って来た奈々は悠々と服を着てバッグを持って言った。
「まぁまぁ良かったわよ?フフッ、じゃっ♪」
奈々はそう言って部屋を出て行った。
(悩みのタネが一つ減ったわ♪ラッキー♪)
奈々は足取り軽く帰って行ったのであった。