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楽園教室
【学園物 官能小説】

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フェラ好きの〇学生 若菜-1

「ねえ、先生。今日もここにいていい?」
「若菜。ちゃんと自分の机で勉強しようね。」
「だって、若菜、先生のここがいい。」
「ダメだって。」
そう言っているうちにチャイムが鳴り、子どもたちが戻ってきた。
若菜は教卓の反対側に隠れ、そのまま座り込んだ。
(まったく、仕方のない奴だ。)
「起立!」
日直の恭介が元気に声をかける。
「礼。」
「はじめま〜す。」
毎回のことだが間の抜けた子どもたちの声が教室に響く。
子どもたちは元気よくやる気もあるのだが、どうにもこの挨拶だけはいただけない。
まあ、前担任の躾けていったことだ。臨時任用のオレがとやかく言うことじゃない。
オレの役目は前担任が戻ってくるまでの1か月、
このクラスの子どもたちの面倒を見ることだけだ。
前からのルールをたかだか一か月のために変える必要はない。

「さあ、今日はどこからかな?」
「32ページからです。」
「うん、じゃあ、恭介。元気なついでに読んでみようか。」
「やった〜。」
恭介が元気に教科書を読み始める。

(そろそろかな。)
そう思っていると、案の定、教卓の下に隠れた若菜がもぞもぞと動き始めた。
(まったく。今更注意してもかえってまずいことになる。)
オレは半ばあきらめて放っておくことにした。

若菜は〇学〇年生。
とっくに分別がついていてよさそうなものだが、育ってきた環境のせいなのか、
男性教師にはとにかく甘えたがるというのが前担任からの申し送り事項だ。
どのくらい手を焼かせるのかと思って気にはしていたが、それはオレの度肝を抜いた。

それはちょうど一週間前、着任早々のことだった。
教室に入り、校長に紹介されたオレは子どもたちの前で話し始めた。
その時慌てて教室に入ってきたのが若菜だった。
授業が始まってすでに10分近くたっているのに、今頃戻ってきたのだった。

「若菜ちゃん。どうしたの?」
校長の問いかけに
「おトイレに入ってた。」と答えた若菜。
「そっか。お腹、痛いのかな?」
「ううん。オナニーしてたの。」
こともなげにそう言ってのけたのが、今、教卓の下に隠れている若菜だった。

クラスの仲間たちはそんな若菜に対して驚くこともなく、当たり前のように受け入れている。おそらくは前担任がそれなりに言って理解させたのだろう。
ただ【オナニー】という言葉をどのやって説明したかは分からないが、不思議なことにクラスの子どもたちはその意味をほぼ正確に理解していた。

若菜が授業が始まってしばらくしてから教室に入ってくることは今までにも珍しいことではないと、おませの麗子が初日に教えてくれた。

「若菜ちゃんね、いっつも休み時間はトイレでオナニーしてるんだ。」
「えっ?麗子ちゃん、なんで知ってるの?」
「だって、中からあん、いい、とか、いっちゃう、とか、聞こえてくるんだよ。」
「・・・」
「あのね、中野先生はダメよっていっつも言ってたんだけど、若菜ちゃん、いっつも返事だけ。だから先生も言うの諦めちゃったんだ。」

言うのを諦めるだけ大したものだ。オレなら校長に報告するとか親と連絡を取るとかして、何とか止めさせるだろうが。
まあ、1か月しか子どもたちの前にいないオレがそこまでするのはある意味越権行為だ。
臨時任用の役目は現状維持。それ以上の変革は、前担任の否定を意味する。

そんなわけで若菜は昨日に引き続き、教卓の中に隠れている。
そして昨日のように、オレのズボンのチャックを下ろし始めた。

「ねえ、いいでしょ?」
若菜がオレの顔を見上げて小さな声で言う。
まさか「いいよ。」なんて言えるわけのないオレは無視をして立ち上がろうとする。
すると若菜は小さな身体からは想像もできないような力で俺の膝辺りを押さえつけ、それを阻止したのだ。
そして強引にチャックを下ろしズボンの中に手を入れてくる。

昨日はそこまでだった。
隣のクラスの担任がチョークを借りに来て、オレが立ち上がざるを得なかったので、若菜もオレが立ち上がることを諦めたのだ。
オレは隣の担任にチョークを手渡すと、そのまま教卓に戻らず立ったまま授業を進めた。

休み時間になり子どもたちが外へ出て行ったあと、やっと教卓の下から出てきた若菜は、
「もう。先生の意地悪。」
そう言って身体をくねらせて唇を尖らせた。

今日はそのリベンジのつもりなのだろう。オレも今日は覚悟を決めていた。
若菜の行動がどこまでエスカレートするか見極めてやろうと考えたのだ。
何しろオレには時間があまりない。
このクラスにいられるのもあと3週間余り。
ひとりひとりの子どもの特徴さえ見極められないうちに去るのは御免だった。

オレは子どもたちの話し合いを聞きながら、一つの課題を思いついた。
一度下を向き、若菜に目で合図をし、オレはチャックをしめて立ち上がった。

黒板に向かい、課題を板書していく。
子どもたちの「なるほど。」とか「あ、わかった。」とかいろいろな声が聞こえる。
「じゃあ…どのくらい時間が必要かな?」「
「10分ください。」「ぼく、20分。」「え〜無理〜。1時間。」
「はいはい。じゃあ、20分ぐらいかな。始め。」
子どもたちが一斉に鉛筆を走らせ始める。
良く躾けられた気持ちのいい子どもたちだ。

オレは教卓に戻り、下を向いた。
案の定、若菜が唇を尖らせた怒っている。
その顔を見下ろしながらオレは意味ありげにニコッと笑い、椅子に座った。
そして背もたれにもたれるように座り、足を開いた。

勿論、教卓の子どもたち側には板があり、中の様子は見えない。
そうでなきゃ、さすがの若菜でも昨日のようなことはしないだろう。
さて、若菜はこの20分をどう使うのか。
オレは実験台にでも座ったような気持ちで子どもたちの様子に目を走らせて待った。


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