新しい環境-3
明美の声で起こされ、杏は、鉄格子の中で眠りに付いた。
「よく寝てたわよ」と、満足そうな笑みを見せる明美
檻の前に置いて座り、全身を見回していた。何も身に付けていないのを確認をするかのように。
杏は、檻の中で裸身を丸めた。
この恥ずかしさは、決して薄れることはない
杏はペットとして明美に飼われる事になって数ヶ月が過ぎた。
メイドにはペット奉仕という者も有り
メイドはご主人様のペットにならないと行けないのだった。ただ殆どそうした例は少なかった。
拒否して逃げ出す事が多いのだ。
杏もそう言う存在があるのをすっかり忘れていた
でも杏にはもう逃げ場が無かった。
有栖川の家は退職しており明美の所しかなかった。
メイドには拒否権は基本ない。
杏はペットになる事を渋々同意するしか無かった。
「ペットになる事を受け入れます」
「大丈夫優しくするわ 時には服を着せてあげる」
ペットになったら着衣禁止。
ずっとハダカで過ごすことが条件だった。
杏の首輪にリードをつないで庭に出た。
「庭で散歩しようね おしっこも」
裸のまま庭に降り立つ。
杏はきの側に立つと思い粋り足を上げた。
「ハイおしっこできたわね」
明美は杏の頭を撫でた。
「よしとって来て」
今度は犬用のおもちゃを投げる
杏は四つん這いで口でくわえると明美の側まで持って来た。
「はい杏 おちんちん」