夫が望むもの-5
「おい、郁子っ!! 旦那と比べてどうだっ! 俺のチンポはっ!」
私はバックから郁子を乱暴に攻め立て、その豊満な尻を何度もスパンキングしてやった。愛する妻の綾子には躊躇してしまうような行為だった。しかしこの女なら、妻にはできないことが遠慮無くできる。
「はいっ!! いいですっ!! 旦那よりずっといいですっ!!」
「まったく・・。こんなデカい尻をしやがって・・。今夜もこのデカい尻を使ってたっぷりパンパンしてやるからな! いいな!!」
「ああっ! 嬉しいっ!! あなたっ!! もっと・・、もっとパンパンしてぇ〜〜〜!!!」
私の肉棒には幹の部分だけにゴムが装着されている。ただのゴムではなく、真珠大のイボがたくさん埋め込まれているタイプだ。先端は完全にオープンなので、亀頭は何も覆われていない。郁子に教えてもらった物だった。これで気持ちよさはそのままに、自分の一物に少し自信が持てた。
郁子の膣は浅く、私のものでも子宮口にまで到達することができる。綾子のときには感じることのできなかった快感が亀頭の先端に伝わってくる。子宮口のコリコリとした感触を亀頭の先端部分で味わうことがこれほど気持ちいいとは知らなかった。綾子が肉棒の子宮責めに狂った気持ちが少しだけ分かった気がした。
「まったく、お前という女は! 旦那が海外で働いているあいだに他の男の精子をたっぷり飲み込みやがって・・。旦那に悪いと思わないのか!」
私はいつも郁子とのセックスではこのように口調が悪くなっているが、もちろんお互いの興奮を高めるための演技である。いや、最近は演技ではなく本心で言っているような気もするが・・。愛する妻の綾子には言えないような乱暴なセリフやスパンキングなどの行為もすべて、郁子なら許されるのだ。妻とは別にこうしたセックスパートナーが存在することは、私にとってとてもありがたい。
「ああぁ〜〜!! 許して、あなたぁ〜〜〜!!!」
「うぐっ!! 出すぞ、郁子っ!!! 郁子〜〜〜〜〜!!!」
「あっ!? あなたっ!!! 今日はだめっ!! 安全日じゃないのっ!! そ、外にお願い〜〜〜!!!」
私は膣内射精を嫌がる郁子の腰をガッシリと掴み、腰を豊満な尻に一番深くまで密着させたまま、恐ろしく大量の精液を放出した。精液をドクドクと子宮に流し込まれながら、郁子がブルブルと震えている。どうやら私と同時にイッたようだ。
「郁子、大丈夫だ。お前ぐらいの年ならそう簡単に妊娠なんかしないよ・・。お前だってイクのと同時に中に出されるのたまらないだろ? それよりこのまま抜かずに二回戦だ。今日は朝まで抱いてやる。いいな?」
郁子は避妊薬が身体に合わないらしく、常用していない。さすがに危険日に中出しすることはないが、それ以外の日にはこうして嫌がる郁子の膣奥に精液をぶちまける快感に酔いしれていた。今となっては武史や川崎の気持ちがよく分かる。この女を孕ませたい、という強い欲望が女のなかで爆発する瞬間がたまらない。
そして私は妻以外のパートナーを抱くようになって、勃起が最後まで続くようになった。妻の綾子も今頃・・、と思うと余計に勃起するのだ。
「すごいわ、あなた・・。まだ硬いままなのね・・。たぶん二階の奥様と息子も朝までしてると思うから、私たちも・・」
ここは我が家の一階リビングである。金曜の夜からやってきた郁子とその息子をこの家に招待し、夕食と入浴を済ませた。そして私と郁子は一階で、郁子の息子と綾子は二階にある寝室へと入っていった。その息子は野球部で体格はいいが、まだ女を知らないという。今夜初めてそれを知ることになるのだ。妻の最高の身体を使って。
綾子には日常的に避妊薬を飲ませているので、一応は安心だ。童貞の高校生がいったいどれほどの量を妻の体内にぶちまけたのかは、あとで隠しカメラの映像で確認する。
「上のほうは今頃、もう二回戦か三回戦かもな・・。綾子の身体なら、高校生には毒かもしれんな・・」
私は精子でドロつく膣内を乱暴に往復しながら、チラッと天井のほうを見た。この上で妻が童貞の高校生に女の身体の良さを教えている最中だと思うと、また肉棒の硬さが増した。
「なあ、郁子。明日の土曜ぐらいにさ・・。上の二人も呼んで一緒にセックスするぞ。俺が郁子の前の穴を使ってやるからさ・・。息子さんには後ろの穴を使わせてやれよ・・」
「ああんっ!! あなた・・。そ、そんなこと・・。近親相姦みたいで怖いわ・・。あの子も嫌がると思うし・・」
「大丈夫だって。この身体なら息子さんだって十分に楽しめるはずだ・・」
私が望むものは平穏な家庭だが、夫婦生活が長くなるとパートナーを昔と同じように愛することは難しい。子供がいる家庭はなおさらだろう。今の日本では夫婦関係を結んだ者が他者と肉体関係を持つと、世間から浮気だ不倫だと完全なる「悪」の烙印を押される。もちろんそれが妊娠や離婚といった家庭崩壊に繋がってしまえば多くの犠牲を払うことになるが、もし安全にパートナー以外とのセックスを楽しむことができるのであれば、それがもう少し許される世の中になってもいいのでは、と自分勝手に思っている。お酒やタバコが二十歳から解禁されるのであれば、四十を過ぎた者同士であれば、夫婦以外のパートナーと肉体関係を世間が容認してもいいのではないだろうか。妻のことはもちろん大事に思っているが、四十歳を過ぎてから妻の性欲を満たしてやろうという意欲が無くなってしまった。それよりも仕事のほうに生きがいを感じるようになり、セックスをするなら他所の女のほうが刺激的だと思う。とは言っても妻の綾子はまだ三十一歳であり、セックスレスにはまだ早すぎるのは分かっている。だから妻には安全に続けられるセックスパートナーを見つけてやりたい。そうか・・。それが私の望んでいるものかもしれないな・・。
完