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最後の、最高の学園祭
【学園物 官能小説】

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合宿再スタート 出逢い改め-2

「では、説明します。」
「部屋ミーティングは、とにかく、パートナーのことを、しっかりと知る時間。
 相互理解を深める時間です。
 方法については、自由です。
 それぞれのパートナーとよく話し合って、
最善の方法を見つけてください。」
「はーい。」

「5日目までは、部屋ミーティングが中心。
 全員ミーティングでは、
それぞれの部屋ごとの状況報告をしてもらいます。」

「状況報告って?」
「例えば、パートナーに関する新たな発見とか
ふたりの間に生じた問題点、
今後の活動ぬ役立ちそうなこと、あるいは。。」

「ありがと、その辺でいいよ。なんとなくわかったから。」
「それらを全員で共有できたら、
3C全体の実力アップというか、向上と言うか。」
「汚名返上につながっていくって言うわけだ。」
「あ、そういうことです。はい。」

「オーケー。じゃ、これから早速始めればいいわけね、
部屋ミーテイング。」
「あ、じゃあ、流星。行こっか。」

「流星君。頑張ってね。」
「松先生〜。絶対に流星と、なんかあったっでしょ?」
「えっ?あくまでも、担任としてのアドバイスです。
白木さんも頑張ってくださいね。」
「そりゃあ、言われずとも頑張りますけど。。」

「じゃあ、俺らも行こうぜ。ジュンコ。」
「あ、は、はい。よ、よろしく。」
「って、お前、誰だよ〜。」
「美原ジュンコ。。」
「だよなぁ。どうした?なんかあったか?」

「健君。ジュンコ、ちょっと悩み事あるみたい。
相談に乗ってあげて。」
「愛依の頼みとあっちゃ、放っておけないか。
じゃあ、ジュンコ。まいりましょうか。」

「大丈夫かなあ、ジュンコ。」
「平気平気。あれで結構、やさしいところもあるし、
うまくやってくれると思うよ。健なら。」


「さてと、鈴ちゃん。お手柔らかに。」
「さあ、どうしようかな。柔らかくないかもよ。」
「お硬いのが好き?」
「どっちかって言えば、もちろん、硬い方でしょ。」
「じゃあ、手堅くいきますか。」
「手は、柔らかい方がいいかなあ。」

「じゃ、俺たちも。松先生。
 改めまして、志尊旬です。よろしく。」
「改めてあいさつされると、照れますね。
 こちらこそ、どうぞよろしく。あ、長野さんも頑張ってね。」

「あ、はい。ありがとうございます。」
「じゃ、行こっか。でも、お前、まだ何か、
 仕事抱えてんじゃねえだろな?」
「大丈夫、だと思う。」
「いくら、責任あるからって、オレと一緒の時は、
 オレに一生懸命になれよな。
 限られた時間、限られたチャンスなんだから。」
「うん。わかってる。ヨロシク。」

それぞれが各部屋へと動き始めた。
これから約2時間。
再スタートを切った特別合宿の、1回目の部屋ミーテイングが始まる。
いったい、どんな展開になるのか。

まずは誰の部屋を覗いてみようか。



203号室。
志尊旬と松たか代の部屋だ。

「さっきはどうしたの?一時行方不明になってたでしょ?」
「あ、あれは、ちょっと。」

「なんか、隠してる、感じかな。」
たか代は旬の肩に触れ、旬を自然にベッドの方へと導いた。

「あ、いや、別に。」
「なんとなく、わかるわよ。長野さんと何かも揉めてた?」
「い、いや。、揉めるとかじゃなくて。」

二人はベッドの端に腰かけ、たか代はその手を旬の膝の上にそっと置いた。
「ふ〜ん。まあ、いいわ。だんだんわかることだろうし。
 それより、旬君。硬いよ。」
「えっ?い、いや、まだ、柔らかいまま、
 って、何言ってんだろ。ぼく。」
「ウフフ。旬君らしいわ。そういうところ、好きよ。」
「って、先生、いきなりそんなところ。。」

「だって、この部屋ミーティングがどんな時間なのは、
 わかってるでしょ?」
 たった1時間弱だったけど、長野さんと何したの?」
「ん、何って。。。別に、何も。。」
「何もしないはず、ないじゃない。男と女が一つの部屋で、よ。」

「じゃ、じゃあ、先生は、何かしたんですか?りゅ、流星と。」
「そうね。時間切れにはなっちゃったけど、着替えたわよ。」
「なんだ。着替えだったらぼくだってしました。」

「流星君の目の前で。
 食い込んだパンティーもぬいだわ。」
「えっ?」

「ま、それはいいとして、
それで、愛依ちゃん、どうだった?」
「あ、彼女、やっぱり、この合宿の計画とか変更とかで、
 一杯一杯っていう感じでした。」
「そっか。愛依ちゃんて、結構いつも、一杯一杯なんだよね。」
「先生、よく見てますね。」

「でもね、彼女の一杯一杯は、きっと、
 旬君やわたしの一杯一杯とは違うんだよ。」
「一杯一杯、に違いってあるんですか?」
「旬君。まだまだ、だね。
 あのね。彼女の一杯一杯は、本当に一杯一杯、
 つまり、もう限界ギリギリなんだよね。でもさ、」
「ぼくらのいう、一杯一杯には、まだまだ余裕がある。。。」
「そういうこと。へえ、旬君、わかってるんだ。」

「はい、ぼくが部屋割りのことで相談した時、
 愛依ちゃん、自分が何とかするからって。
 一人で今回の部屋割りや予定の変更、背負って。。。
 時間なんて、ほとんどなったのに、ちゃんと、やり遂げて。。
 でも、余裕なんてなかったはずだし。
 あれ?ぼく、バラしちゃいました?」

「ジュンコのことでしょ?わかってるわよ。
 副担任だよ。期間は短いけど、ちゃんとあなたたちのこと、見てたって。」

「先生って。。。。ちゃんと、先生なんですね。」


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