オンナのウラミ-9
「きゃっ!」
秋山の体重になす術なく押されて倒れる沙里奈。
(こんな幼くて清純そうな子が淫なコトするとか…たまんないね。この子、どんかオナニーするんだろ。へへへ)
シャンプーの匂いが清々しい。そして体から発せられる蒼々しい少女の匂いにムラッとさせられる。秋山は沙里奈の美顔をじっと見つめる。
(まるで妖精じゃないか。将来かなりの美人になるよな。みんながヤリたくてヤリたくてしょうがなくなる女にこれから俺は淫らな事するんだ…へへへ)
まだあどけなさが残るいたいけな少女の不安げな顔がグッと来る。抵抗も出来ずに体を強張らせる沙里奈の初々しさに秋山の興奮は高まる。
透明感のある唇はプニプニして柔らかそうだ。この唇を一番初めに怪我した野獣に嫉妬してしまいそうだ。出来る事ならこの妖精のような沙里奈の全ての初を奪いたかった…、そう悔やんだ。
「可愛いなぁ、沙里奈ちゃん…。へへへ」
鳥肌が立つほどの気持ち悪い笑みを浮かべて唇を寄せてくる秋山に沙里奈は思わず目を閉じた。
プチュ〜っと言う擬音が聞こえて来そうなほどの吸引で秋山は沙里奈の唇に吸い付いた。
(ああ、柔らかくて気持ちいい唇だぁ…。まさに甘酸っぱい味…。興奮するぅ!)
それだけで汗が出てきた。ギュッと目を閉じてレモンを口にした時のような表情を浮かべる沙里奈を見てペニスはグングンと堅さを増して来る。体をくねらせながら沙里奈の唇を堪能していた。
気持ち悪いぐらいに湿った舌が強張る沙里奈の唇をこじ開け中へと侵入してくる。軟体動物が這い回るかのような舌の動きに沙里奈は全身に鳥肌を立てる。こんな気色の悪いキスは初めてだ。目を開けるのも悍しく感じ、ひたすら目をギュッと閉じていた。忌々しく感じる程に舌を絡めてくる。ネチャ、ネチャと音を立てながらじっくりと幼い少女とのキスを堪能した。
「フーッ、キスだけでも大金払った甲斐があるよ…」
ようやく唇を離してそう言った秋山に、目を開けて顔を見上げると、そこには額に大粒の汗を浮かべた変態の顔が見えた。
「たまんないなー、沙里奈ちゃん…。これ、青蘭女子中の制服だよね?沙里奈ちゃんは青蘭?」
モスグリーンを基調としたブレザータイプの制服だ。見ただけでどこの制服か分かる程、秋山は中学生や高校生が大好きだった。
「は、はい…」
「そうかー。本物の生制服…たまらないよ…」
秋山は沙里奈の制服に頬ずりしてその感触を味わう。
(私、最後までこの人の相手を出来るのかな…)
沙里奈は不安になった。しかし何とか耐えれば大人な餌食となる生活から抜け出せる。今日だけ耐えれば、その一心で沙里奈は鳥肌を立てながらもひたすら耐えるのであった。
これは秋山を芸能界から抹殺する為に仕組まれた、健司のハニートラップなのであった。