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Revenge Porno 〜女子アナ・鈴井奈々〜
【アイドル/芸能人 官能小説】

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写真と動画-3

このような写真が夫の目に入ったら…、いや、ネットで拡散されたらもう人生が終わってしまうと言っても過言ではない。以前番組で取り上げたリベンジ・ポルノの被害者の女性の現状の悲惨さは目の当たりにしてきた。太陽の下を歩けず、ずっと陰に潜んで生きていかなければならない現実。それを知る奈々には目には見えない大きな物に押し潰されてしまいそうな不安と恐怖に襲われたのであった。そんな最中にでも次々と奈々の赤裸々な画像が送りつけられて来る。

トイレの中でフェラチオしている写真、楽屋でセックスしている写真、その後続いたのが色んな場所で下半身を露出し自ら性器をパックリと開き微笑む写真であった。その写真をみて奈々は思った。
(変態じゃない…)
と。きっとこの写真を見た多くの人間は自分の事を変態だと思うだろう。局の看板アナウンサーと持て囃された鈴井奈々の真実の実態として世に認識されてしまう事は必至だし、そうなっても仕方のない写真の数々であった。

恋人同士でこう言う写真や動画を撮るのは普通の事だと思っていたし、それを許す自分の気持ちは、彼氏に対する信頼と愛情の大きさだと思っていた奈々であったが、今となってはそんな自分に酔っていただけだったんだと気付かされ、そして後悔した。しかしもう取り返しはつかない。もう火を消すのは無理だ。火を抑えつける事しか出来ない。手を抜けばあっと言う間にまた燃え広がってしまう火を抑える事しか出来ない現実を思い知った。

きっと自分が何か返事しないとLINEへの画像送信は止まらないと思った奈々は、震える指先で慌てて返事をした。
『もう止めてください!いつそっちに行けばいいの!?』
奈々がそう返事すると画像送信がピタリと止まった。

『さすが!やっぱお前は頭がいい。今日の昼過ぎに家に来い。そのまま出社しろ。その方が旦那にバレないだろ?』
同じ局に夫がいる。今から呼び出して帰りが遅くなってしまうと、会議だの何だのがあってと言う言い訳は、もし旦那が他の社員に聞いたとしたら嘘がバレてしまう可能性が高い。朝出社し夕方帰社する旦那の勤務中に呼び出した方がバレにくいと考えた岳斗は奈々を呼び出すにはその時間がいいと判断した。そんな意図を奈々も感じ取った。
『分かったわ。12時にそっちに行く。』
『ククク、チンポ洗わずに待ってるよ。奈々は俺の汚れた臭いチンポの味が大好きだからな!じゃあな!』
奈々はスマホを投げつけて呟く。
「最低な奴っっ!」
と。


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