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エロティック・ショート・ストーリーズ
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揺れる蕾(ロリータ・コンプレックス)-7

 若い肉の感触を十分に味わってから、習字は少し強めに尻を掴んだ。女らしいふっくらとした柔らかさは無いものの、予想通りしっかりとした弾力がある。
 掴んだまま左右に広げると、野菊の花びらのようなすぼまりが見えた。その両サイドに親指を当てて軽く引くと、強い抵抗を示してキュッと閉じた。それを繰り返すこと数回。悠菜がモジモジと腰を揺らし始めた。中指をそこに突き立て、最初はゆっくり、そしてだんだん早く強く左右に揺すった。
「んー……」
 喉を絞めたような苦しげな声が悠菜の鼻から漏れ出した。
「イヤなの? 悠菜ちゃん」
 彼女は慌てたように首を振った。
「イヤじゃないの。でも、ヘンな感じがする」
「へえ、そうなんだ」
 習字は、小さく可憐なすぼまりを更に指で揺すった。ソファの上にだらりと伸ばされた悠菜の手が、天然皮革の表面に爪を立てていく。
「ここはこのくらいでいいかな」
 少し不満そうな悠菜に構わず、習字は彼女の秘めやかな渓谷を覗き込んだ。そこには縦にパックリと割れた小さな丘があった。それは完全に口を閉じており、中は見えなかった。指を二本当てて少し開きかけると、悠菜が身を捩って避けた。
「お兄ちゃん、そこはいいよ」
「どうして?」
「どうしてか分からないけど、しなくていいような気がするよ」
「でもさっきはここにもマッサージしてって言ってたじゃないか」
「言った、けど……」
 悠菜は唇を噛んで眉を寄せている。
「そう? じゃ、仰向けになって」
 ほっとしたように仰向けになる悠菜。
「膝を両手で抱え上げて」
「こう?」
「もっと高く」
 悠菜は体が柔らかい。胸に着くところまで膝を上げた。少し開いた両足の間から、股間が剥き出しに晒されている。
「そう、そのままにしててね。何があっても動いちゃダメだよ。危ないから」
 悠菜はコクンと頷いた。
 さっきは後ろから見えていた小さな丘が目の前に迫っている。習字はそこに顔を近づけた。そして、いきなり左右に開いた。
「えっ?」
「動かないで」
「あ、うん……」
 丘の間には、純粋な桜色をした花びらが二枚見えている。皺のほとんど無い滑らかな表面は湿りけを帯びていて、リビングの電球の光をテラテラと反射させている。上の方へと視線を転じると、花びらの合わせ目が見えた。そこには芽生えの時を静かに待つ肉の蕾が隠されているのだが、今はまだ全く姿を現わしていない。
「なんでそんなとこ見てるの?」
 玲奈は頬を染め、習字から視線を逸らして少し横を向いている。習字の行動を理解しているわけではないだろうが、そこが体の他の部分とは違った意味を持つということは感じているのだ。
 習字は胸いっぱいに空気を吸い込んだ。さすがに強烈な「女」の匂いはしない。その代わりに、少女特有の甘だるい芳香が鼻腔をくすぐり、軽い目眩を誘った。
 習字は更に顔を近づけ、舌を伸ばして花びらの縁にそっと触れた。
「うっ……」
 悠菜はとても敏感に反応し、抱え上げている太股を揺らしてキツく目を閉じた。彼女にとって初めてのその刺激は、あまりにも強すぎたのだ。習字はいったん顔を上げた。そしてその部分と彼女の顔をじっくりと観察しながら、味わうように、試すように、花びらにまんべんなく舌を這わせていった。
「んうぅうぅ……」
 顔を歪め眉根を寄せて、下半身にジンジンと響くその感触に悠菜は耐えている。彼女は自分がされていることの意味は分かっていないが、本能の部分でそれを受け入れることを選択したのだ。習字の舌が股間で蠢く度に身を震わせるが、逃げようとはしない。
「何? 何なの、これって何なの、お兄ちゃん……」
 うわごとのように疑問を口にしつつもゆっくりと腰を動かし始める悠菜。それまでの人生の中で想像もしていなかった強烈な快感が怒濤のように流れ込み、甘美な恐怖で悠菜の体を痺れさせていく。
 習字の舌が、秘めやかな渓谷の上の端、花びらの合わせ目に迫った。その奥に眠る若芽を揺り起こすようにつつくと、悠菜の太腿がブルっと震えた。しかし肉の鞘はまだまだ固く、芽生えは遠いようだ。それでも舌で優しく刺激するうちに、僅かに膨らんで見せた。切なげに顔を歪めて小さく首を振る悠菜の様子を見た習字は、強引に剥いてしまう事はせずにそこから離れ、舌を蛇行させながら下っていった。
 花びらに挟まれた谷底に、吸い込まれそうな程に奥深い井戸がある。その入り口は、まだ開く気配すら見せていない。しかし、口に含んで十分に湿らせた小指の先を立てると、それを少しだけ受け入れた。左右に揺さぶると、さらに侵入を許す。悠菜は腹筋をピクリとさせ、両足を揺らせた。
「お兄ちゃん、何してるの?」
「悠菜ちゃんが大人の女になるための準備だよ」
「え、でも、私まだ九歳だよ?」
「そうだね。だからまずは……」
 小指の先に軽く力を込めながら、グルリ、グルリ、とこじるように動かすと、ジュ、ジュジュ、と湿った音を立てて、少しずつ、少しずつ悠菜のその部分は習字を迎え入れていった。
「ね、悠菜ちゃん。どんな感じがする?」
 悠菜は目を閉じてその部分の感触に集中した。そして、首を振った。
「分からない、分からないよ。でも、冷たい何かが入ってくるみたい。イヤな感じはしないけど」
 習字は小さく微笑んだ。
「悠菜ちゃんの中にね、指を入れてるんだよ」
「えー、なんでそんなこと……」
「その答はもう出てるんじゃないのかい? 悠菜ちゃん」
 悠菜は少し横を向いて頬を染めた。
「気持ちいいんだろ?」
 僅かに頷く悠菜。
「もっと入れて欲しいんだろ?」
「……うん」
「奥まで入れてあげるからね」


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